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みんなから送られてきたLINEに目を通していると、どれも入部を進める言葉ばかり。
｢美術部か...｣
入ってみようかな。
｢決めたんやな｣
｢うん｣
｢そっか。頑張りや｣
その旨は俺がみんなに伝えといてやるって言って、廉はさっさと文字を打っていた。
今度は自分のスマホで。
＿＿＿
翌日、私はHR前に入部届けを渡そうと思い職員室に来ていた。
先程の登校中に入部について自分の口から話したら、みんなはLINEの返答と同じように、寧ろそれ以上に応援してくれた。
よし！
みんなの言葉を思い出し、意気込んでいざ職員室へと思った時だった。
｢何してんの？｣
職員室のドアが開いた。
立っていたのは二宮先生。
｢おはようございます。
あの、入部届けを出しに来ました｣
先生は大きな欠伸をしながら、受け取る。
入部届けに目を通していくにつれて、何故か先生の口角が上がっていく。
しかも嫌な方の笑みで。
｢あの人が珍しくテンション高かったからもしかしたらとは思ったけど、まさか入部するとはねぇ。
まぁいいでしょう。確かに確認しましたよ｣
持っていたボードを使って、担任の欄にサインしてくれた。
その字は二宮先生らしく乱雑に書かれていて読みずらかったけど、でもそれを嫌だとは思わない、寧ろ親しみすら感じられた。
｢あれ？何やってんの｣
返された入部届けを見てると、先生の背後から別の人の声がした。
多分この声は櫻井先生。
｢生徒の入部届けにサインしてた｣
先生が横にずれた事で、顔の確認ができた。
やはりそこにいたのは櫻井先生だった。
そしてもう1人、松本先生もいた。
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Sakura(プロフ) - Ren_ymd.さん» Ren_ymd.さん。コメントありがとうございます！はい！！ (2019年9月15日 21時) (
レス) id: 526275f0cc (このIDを非表示/違反報告)
Ren_ymd.(プロフ) - 面白かったです！続きとても楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年8月15日 16時) (レス) id: 5da2d93ad2 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - kingkokoaさん» Kingkokoaさん。コメントありがとうございます！そう言って貰えると凄く嬉しいです（笑） (2019年8月10日 10時) (レス) id: 526275f0cc (このIDを非表示/違反報告)
kingkokoa - 面白かったし見ててキュンキュンしまくりですっ (2019年8月6日 14時) (レス) id: 9edbb6a4b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sakura | 作成日時：2019年8月3日 23時
