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さて、書斎から出た後のセバスチャンはというと...
食器磨きから庭の手入れ、ディナーの準備まで全て完璧にこなしていた。
最後の仕上げに取り掛かろうととした時、キッチンに設置されている呼び出しベルが鳴った。
場所はシエル達の寝室だ。
｢やれやれ。この忙しい時に坊ちゃんは...」
燕尾服を着直し、部屋へと向かう。
それを物陰から見つめているのは、使用人達だ。
｢セバスチャンのあの気合いの入り方...間違いねェな。今日は客が来るに違いねぇぜ！」
｢まっ、間違いあるないネ」
｢わーいっ、ご馳走が食べられるねっ！！」
｢バァータレ！そうじゃねェだろ」
｢え？」
フィニはバルドの言いたい事が理解できず、キョトンとしている。
｢これはチャンスだ！一歩先行くサービスでセバスチャンをあっと言わせてやるんだよ！
オレ達
｢あっ、そうか！！｣
バルドは、セバスチャンですら驚くような仕事をしてみせようと提案した。
｢じゃあ僕はお客様が見たことないくらい、美しい庭にして見せます！」
｢じっ、じゃあワタシ、お客様用のティーセット新品に負けないくらいピカピカするだよ！」
｢そいじゃオレ様は、客が驚いてアゴ外しちまうくらいスゲェメインディッシュ作ってやるぜ！！」
三人は気合を入れて取り掛かった。
そしてこれが、あの惨状の幕開けだったのだ。
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MOMO(プロフ) - 26ページの最後の”夜空に浮かぶ月だけだった”っていう表現の仕方が凄く素敵で綺麗です！！その夜のこともいつか詳しく書いて欲しいです／／これからも頑張って下さい！ (2023年2月20日 5時) (
レス) @page26 id: 086efc5a74 (このIDを非表示/違反報告)
//// - や、やばい・・・ (2018年2月10日 13時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
aiai1121224(プロフ) - とても面白くてすごい好きな作品です！更新頑張ってください！応援してます！シエルとってもかっこいいです！ (2017年12月30日 1時) (レス) id: cb7124050f (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - フォローがホローになってました (2017年11月3日 15時) (レス) id: 394e6279c9 (このIDを非表示/違反報告)
SHION*(プロフ) - 三日月プリンさん» 直しました。教えてくれてありがとうございました！ (2017年10月24日 21時) (レス) id: 2fd90462d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SHION* | 作成日時：2017年1月18日 19時
