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｢驚いたな。あれだけの人数一人でヤッちまうなんて、どんな大男が現れるかと思えば燕尾服の
あんた何者だ？
｢いえ、私はあくまで執事ですよ｣
｢そうかい。とにかく俺ァあんたとヤリ合うつもりはねぇよ、降参だ。だがな」
口では降参と言いながらも、銃口の先はシエルのこめかみに向いている。
｢手に入れたブツだけは置いていってもらうぜ。
可愛い二人の頭の風通しをよくしたかねェだろ。執事ならどうすべきかわかってるよな？」
銃口を押し付けられる痛みに、シエルの眉間にシワがよる。
最初こそ要求に応じるつもりがなさそうなセバスチャンも、それを見ると、燕尾服の内ポケットからある箱を取り出した。
｢貴方方の欲しい物は...」
バンッ！ダダダダン！！
｢セ！｣
｢！」
一瞬の間に、多数の銃弾がセバスチャンの体を貫いた。
全ての弾丸をその体で受けたセバスチャンは、大量に血を吹き出しながら倒れた。
｢や...ったのか...？」
アズーロは完全に勝利を確信した。
｢悪ィな優男。このゲームは俺の勝ちだ！」
勝ち誇った笑みを浮かべながら、シエルの髪を引っ張り上げる。
｢せっかくお迎えが来たのに残念だったな、
壁や扉の向こうには、何人もの狙撃手が銃を構えて立っていた。
｢あとはお前らを殺せば
前々から邪魔だったんだよ。警察みたいに俺たちを監視しやがって！ええ？お前達を消して、俺達の方法で天下をとってやる。この
それに女王の猫。お前のことは前々から目つけてたんだよ。その顔立ちにそのスタイル。何回も手を出そうと思ったが、お前の隣にいる番犬が睨みを聞かせていたせいでできなかった｣
使用人を人質にして、シエルとAを脅す計画が失敗。さらに館に侵入したセバスチャンに部下を倒され、追い詰められたアズーロは、最後のあがきでシエルを殺し、Aに手を出そうとしていた。
｢やっとお前とヤレる...」
アズーロはシエルを突き飛ばし、Aに跨ると、スカートの下から手を忍ばせ、白く柔らかな太ももを撫で回す。
ゾワリと感じた不快感に、Aは眉間にしわを寄せた。
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MOMO(プロフ) - 26ページの最後の”夜空に浮かぶ月だけだった”っていう表現の仕方が凄く素敵で綺麗です！！その夜のこともいつか詳しく書いて欲しいです／／これからも頑張って下さい！ (2023年2月20日 5時) (
レス) @page26 id: 086efc5a74 (このIDを非表示/違反報告)
//// - や、やばい・・・ (2018年2月10日 13時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
aiai1121224(プロフ) - とても面白くてすごい好きな作品です！更新頑張ってください！応援してます！シエルとってもかっこいいです！ (2017年12月30日 1時) (レス) id: cb7124050f (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - フォローがホローになってました (2017年11月3日 15時) (レス) id: 394e6279c9 (このIDを非表示/違反報告)
SHION*(プロフ) - 三日月プリンさん» 直しました。教えてくれてありがとうございました！ (2017年10月24日 21時) (レス) id: 2fd90462d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SHION* | 作成日時：2017年1月18日 19時
