第七話 日本の法律-ルール- ページ10
遊&A「『近界...じゃなかったニホンジン｡』」
修「.........」
...いつまで続くのかしら、これ｡......正直、私はこの問答を楽しみ始めている｡
まあ、明らかにミクモくんには怪しまれているようだけど。
彼もボーダーの一員だから、見逃せないって感じかな?
修「おい、空閑、霞｡もっと詳しく話を......」
遊「む......ちょっと待て｡」
修&A「『?』」
ぐうぅ〜〜〜ぃゅ
遊真の腹の虫が盛大に鳴った。
遊「腹がへった｡とりあえずなんか食おうぜ｡」
A『そうね｡私もお腹すいたわ｡なに食べようか?』
修「なんか食うっておまえら、日本の金は持ってるのか?」
遊「持ってるよ｡まだ使ったことないけど｡...えーと...」
遊真が鞄の中をごそごそと探す。そして
遊「ほれ｡」
大量のお札の束を取り出した。...って､ええっ!?
修&A「『!?』」
遊「こんな紙のしかないけど......100枚もあればなんか買えるだろ｡」
途端に周りがざわつき始める｡
ミクモくんが遊真を引っ張ってその場を離れようとする｡
ふと周りを見渡すと人相の悪い男達がヒソヒソと何か話し合っているのが
目に留まった。
A『遊真!早くそれしまって!とりあえずどこか別の場所に......』
修「...いいか､空閑」
あの場を離れて少ししてから､ミクモくんが遊真に説教し始めた｡と、
どしっ......
遊「おっ､ごめ......」
男1「うお〜〜痛ってえ〜〜!」
A『...!』
男1「やっべ折れたわ足、これ100%折れてる気配するわ〜」
やっぱり......｡さっきの札束を見てたらしい男2人組が絡んできた。
男1「なんてことしてくれてんだよチビ」
男2「金払えよ､慰謝料｡5万...10万?10万だな､こりゃ｡」
遊「イシャ料?医者に行くお金か?」
修「相手にするな!あのくらいでケガするわけない!」
遊「ふむ､たしかに｡」
ドスッ
修「!」
A『...!?ミクモくん!』
男1「だまってろメガネ...殺すぞ」
男1はミクモくんを殴ると、遊真にお金を出すよう凄む。
......やめておけばいいのに......
遊「...なるほど､わかった｡」
ズドンッ......ペキッ
男1「ナーーーーッッッ!!!!」
ほら､いわんこっちゃない｡
ドテーンと地面に転がりながら痛みに悶える男1｡
遊「うむ､今度はちゃんと折れてる｡」
遊真がこくり､と頷いて言う｡
遊「はい､イシャ料10枚｡...これでお互い納得だ､な?」
男1&2「ヒ......ヒィーーーッッ!!!!」
男2人組がよたよたと逃げていく｡お大事に
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シノン - しおりさん» ありがとうございます!結構複雑になっちゃって大丈夫かなと思っていましたが､しおりさんのおかげで自信が出ました!これからオリジナルのストーリーを投稿する予定です。是非見ていただけると嬉しいです（ ´∀｀） (2020年11月18日 22時) (
レス) id: c8f6483df7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初投稿でこのクオリティ！？すごく面白かったです！私も初投稿の時は色々たいへんでした(笑)もしわからないことがあったら聞いてくださいね！わかることなら教えられます！これからも頑張って下さい！！応援してます！！！ (2020年11月18日 6時) (レス) id: 8b054000fd (このIDを非表示/違反報告)
シノン - ぽんさん» 失礼します。こんにちは、この話を投稿させて頂いているシノンと申します。ご指摘本当にありがとうございます!完全なる自分の不注意です。ぽんさんのおかげで本当に助かりました。本当にありがとうございます!失礼致しました<(_ _)> (2020年11月16日 21時) (レス) id: c8f6483df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シノン | 作成日時：2020年11月15日 2時
