第三話 出会いpart2 ページ6
どうしたものか、と考えていると
??「先生｡何か事情があるんじゃないでしょうか。その指輪とピアスをはずせない事情が｡」
と眼鏡を掛けた男の子が発言してくれた。
森「事情?」
水「三雲くん｡」
なるほど、ミクモくんか｡
とたんに3バカ(そう呼ぶことにした)が囃し立て始める｡
森「...何なのかね?その指輪とピアスは｡」
遊&A「『親の形見です｡』」
私と遊真が同時に言う。事実だ。遊真のはお父さんの、私のはお母さんの形見だ。
森「キミたちねえ...そんな出まかせが...」
遊&A「『?本当です。親の形見です。』」
森「......!?...わ、わかった。そういうことなら...」
そして、ちょっと、と水沼先生を呼ぶ。
水「みんな、自習!三雲くん、空閑くんと霞さんのことお願いね｡」
修「え?」
遊「よろしく｡」
修「...よろしく｡」
A『よろしくね｡ニコッ』
修「......//よ、よろしく｡」
周りの子達が気さくに話し掛けてきてくれる。...これなら楽しく学校生活というものを送れそう｡
ペシッ
...?今のは?遊真の頭に丸められた紙のような物が投げつけられた｡
遊「......?」
遊真も当惑している。と、続けて
ぽこっ、ぺしっ......
遊「なあ......なにこれ、どういうアレ?」
遊真が紙を拾い上げて問いかける。
1号「アイサツだよアイサツ。...日本式歓迎のアイサツ｡」
A『だそうだけど...遊真?』
私も紙を拾いながら遊真に問う｡
遊「...なるほど、あいさつね｡」
私と遊真は拾った紙をギュッと小さく丸め、親指に乗せる。そして同時に親指を弾く。
ビシッ!!バシッ!!
1号にもろにぶち当たり、椅子もろとも後ろにひっくり返った。
3号「なっ...なにしてんだてめーら!!
遊「おや?あいさつでは?ニコリ」
A『挨拶はしっかりお返ししないと、失礼でしょう?ニコッ』
と、1号が遊真の胸ぐらをつかんだ。
1号「なめてんのか?クソチビ...!」
A『...!遊真!』
遊「つまんないウソつくねオマエ。おれ達と仲良くなりたいのか?」
1号「あァ!?」
3号「てめえもだよ、クソアマ!」
2号「女だからって、調子のってんなよ!」
2号3号が私に詰め寄って来る。
A『......面倒くさいわね｡』
2&3号「んだと!?」
私がどう対処しようか迷っていると
遊「...おい。なにAに手出そうとしてんの?」
3バカ「「「...っ!?」」」
遊真の冷たい突き刺すような殺気を感じたのか、3バカがたじろぐ。
修「おまえら、やめr...」
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シノン - しおりさん» ありがとうございます!結構複雑になっちゃって大丈夫かなと思っていましたが､しおりさんのおかげで自信が出ました!これからオリジナルのストーリーを投稿する予定です。是非見ていただけると嬉しいです（ ´∀｀） (2020年11月18日 22時) (
レス) id: c8f6483df7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初投稿でこのクオリティ！？すごく面白かったです！私も初投稿の時は色々たいへんでした(笑)もしわからないことがあったら聞いてくださいね！わかることなら教えられます！これからも頑張って下さい！！応援してます！！！ (2020年11月18日 6時) (レス) id: 8b054000fd (このIDを非表示/違反報告)
シノン - ぽんさん» 失礼します。こんにちは、この話を投稿させて頂いているシノンと申します。ご指摘本当にありがとうございます!完全なる自分の不注意です。ぽんさんのおかげで本当に助かりました。本当にありがとうございます!失礼致しました<(_ _)> (2020年11月16日 21時) (レス) id: c8f6483df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シノン | 作成日時：2020年11月15日 2時
