第二話 出会い ページ5
遊「おおー......」
A『?...遊真?どうしたの?』
無事、学校という所に着いた私達｡と、遊真がドアから中の様子を覗いている。
遊「Aもみてみろ!」
A『?全く......何?』
遊真の横から、部屋を覗いてみる。
そこには、同年代ぐらいの男の子達と女の子達が同じ服を着て座っていた。
全員の目が私と遊真に向けられている。
遊「ほんとにみんな同じ服着てるぞ......流行ってんのか?」
レ「管理者側が服装を指定しているようだ。おそらくは所属機関を明確にするためだろう。」
遊「なるほど、礼式兵装みたいなもんか。」
と、中から男性が近づいてくる。
男「きみたち......どこのクラスの子?」
遊「空閑遊真です!背は低いですが15歳です！」
遊真が遅れてもうしわけない！と、ぺこりと頭を下げ謝る。
私は遊真が黒板という物に書いた-くがゆうま-という字を消して漢字で書き直す。
その隣に自分の名前を書く。
A『霞Aと申します。遊真の妹です。...何故名字が違うのかは気にしないで頂けると
ありがたいです。遅れてしまい、本当に申し訳ありませんでした。』
私も深々と頭を下げる。
と、担任の水沼先生が私達を改めて紹介してくれる｡
水「空閑くんと霞さんは最近まで外国に住んでいて、日本に住むのは初めてだそうなので
みんなで助けてあげましょう｡」
女1「外国人?」
女2「帰国子女ってやつでしょ｡」
男1「なぁ、あの霞さんって子、めっちゃ可愛いくね？」
男2「後で声掛けてみよっかなぁ〜。」
男3「はははっ、止めとけって。あんな美人、すぐに競争率高くなるに決まってんじゃん｡」
男4「それにいくら何でも、そもそも霞さんとお前じゃ釣り合わねえって｡」
かなり自由なおしゃべりが聞こえてくる。と、何やら後ろでコソコソ話し合っている3人組に
目が留まる。
2号「センセーそいつら指輪とピアスつけてます！校則違反じゃないんスかあー？」
なるほど、さっきはその事をしゃべってた訳か。
森林先生がこちらを振り返る。
森「指輪とピアス......?」
水「あら、本当。空閑くん霞さん、アクセサリはだめなのよ｡」
遊「ふむ?」
3人組の方に目を向けると、ニヤニヤと笑っている。
森「はずしなさい。私が預かる......さあ｡」
遊「えっ......ムリです｡」
森「は?...ムリですじゃないよ、ほら渡しなさい!」
遊「いやいやいやムリムリ、ほんとにムリ!」
遊真と森林先生の指輪を巡る戦い、勃発｡
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シノン - しおりさん» ありがとうございます!結構複雑になっちゃって大丈夫かなと思っていましたが､しおりさんのおかげで自信が出ました!これからオリジナルのストーリーを投稿する予定です。是非見ていただけると嬉しいです（ ´∀｀） (2020年11月18日 22時) (
レス) id: c8f6483df7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初投稿でこのクオリティ！？すごく面白かったです！私も初投稿の時は色々たいへんでした(笑)もしわからないことがあったら聞いてくださいね！わかることなら教えられます！これからも頑張って下さい！！応援してます！！！ (2020年11月18日 6時) (レス) id: 8b054000fd (このIDを非表示/違反報告)
シノン - ぽんさん» 失礼します。こんにちは、この話を投稿させて頂いているシノンと申します。ご指摘本当にありがとうございます!完全なる自分の不注意です。ぽんさんのおかげで本当に助かりました。本当にありがとうございます!失礼致しました<(_ _)> (2020年11月16日 21時) (レス) id: c8f6483df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シノン | 作成日時：2020年11月15日 2時
