第11話 運命part2 ページ18
生徒1「昨日もあいつらにやり返してたし､空閑くんと霞さんってただ者じゃない感じがする!」
遊「いやいや､あのくらいぜんぜん｡タダ者です｡」
...すっごく目立っている...
生徒1「ねえねえ､空閑くんと霞さんが前に住んでたのってどんなとこ?
なんていう国?」
遊「うーん､国の名前言ってもわかんないと思うよ｡」
A『そうね｡』
生徒2「そうそう､すげーマイナーな国らしいぞ｡
空閑と霞さん、野球もテニスもサッカーも知らなかったし｡」
生徒4「サッカー知らないってどんだけだよ!」
生徒2「少なくとも､ヨーロッパ圏じゃないな｡」
生徒3「じゃあさ､その国って何が流行ってたの?」
流行っていたもの......うーん...
遊&A「『......戦争?』」
途端にクラスメート達が､驚きに沸く｡
そりゃそうだろう｡普通の暮らしをしていたなら､まず経験しない事だ｡
遊「いろんな国まわったけど､大体どこも戦争中だったよ｡な､A｡」
A『そうね｡ほぼ毎日戦闘状態だったし...物心ついた頃から
ずっとそんな感じだったわ｡』
生徒2「すげぇ幼年時代だな｡」
生徒1「でも､なんか納得した!やっぱただ者じゃないわ!」
いや､そんな目をキラキラさせて言われても......
あの頃は､日常的な戦闘状態...それが私と遊真の“当たり前”だった｡
......出来る事なら､あの頃に戻って全てをやり直したい......
そうすれば､“あの人たち”も私達と一緒に......
なんて事を考えている間に､話はボーダーのことに移っていた｡
ミヨシくん(生徒2)が､得意げに語っておりヨツヤくん(生徒4)が呆れていた｡
どうやら、ミヨシくんはボーダーに入りたいらしい｡
遊「それなら､オサムに言えb......」
と､すぐさまミクモくんが遊真の口を塞ぐ｡
修「おい空閑､話がある｡ちょっと来い!霞も!!」
A『ん?別にいいけど...?』
私達はバタバタとその場を離れた｡
遊「なーんだ､オサムがボーダーってのもヒミツだったのか｡」
修「そうだ!いいか､二人とも誰にも喋るなよ!」
どうやら､ミクモくんにも色々と事情があるみたいだ｡
遊「...しかし､こっちだと近界民は評判最悪だな｡
オサムもボーダーなんだろ?おれ達のこと匿ってていいの?」
確かにそれはそうだ｡
修「......ぼくには､おまえ達が他の近界民と同じとは思えない｡
それに､昨日助けてもらった恩もある｡」
ミクモくんは少し悩みながら続ける｡
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シノン - しおりさん» ありがとうございます!結構複雑になっちゃって大丈夫かなと思っていましたが､しおりさんのおかげで自信が出ました!これからオリジナルのストーリーを投稿する予定です。是非見ていただけると嬉しいです（ ´∀｀） (2020年11月18日 22時) (
レス) id: c8f6483df7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初投稿でこのクオリティ！？すごく面白かったです！私も初投稿の時は色々たいへんでした(笑)もしわからないことがあったら聞いてくださいね！わかることなら教えられます！これからも頑張って下さい！！応援してます！！！ (2020年11月18日 6時) (レス) id: 8b054000fd (このIDを非表示/違反報告)
シノン - ぽんさん» 失礼します。こんにちは、この話を投稿させて頂いているシノンと申します。ご指摘本当にありがとうございます!完全なる自分の不注意です。ぽんさんのおかげで本当に助かりました。本当にありがとうございます!失礼致しました<(_ _)> (2020年11月16日 21時) (レス) id: c8f6483df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シノン | 作成日時：2020年11月15日 2時
