美術室の爆弾魔【宇髄天元】

第22話 第1種目 借り物競争 ページ23

夢「展開はやくない？」

宇「その言葉は御法度だろ。」





しのぶ『さぁ始まりました！キメツ学園、体育祭！

進行は私、キメツ学園高等部3年 胡蝶しのぶと』


錆兎『中等部1年 錆兎です。よろしくお願いします。』



ついにやってきた体育祭当日。長ったるい開会式も終わって、すぐに競技開始だ。


私も実行委員のため本部にいる。



夢「…なんでここにいるの。先生はあっちで準備あるでしょ。」


宇「…抱きついてねぇんだからいいと思え。」



…サボり魔め。




し『得点は、1位 10点、2位 8点、3位 5点
最下位 0点です。


それでは第1種目！

「借り物競争」

選手の入場です。』



お、借り物競争…。確か青組から、伊之助くんが出るっていってたよな。


あ、ちなみに私は白組だけどね。




錆『…準備が出来ました。それでは、冨岡先生

スターターピストル、よろしくお願いします。』




冨岡「…(ﾊﾟｱﾝｯ」←



「「声掛けは！！？」」



し『相変わらず、口下手ですね。だから嫌われるんですよ。』


錆『さ、さぁ始まりました、借り物競争。
まず最初にお題カードにたどり着いたのは…


高等部1年 嘴平伊之助 選手です。』



伊之助「ふははは！！遅い！遅いぜぇぇえ！！」



アオイ「ちょっ！そのままゴールしてもだめ！！
お題カード取らないと！」


伊「あ"あんっ！？カード…これか！

…なんだこれ！！」


炭次郎「そのカードのお題のものか人をつれてゴー
ルするんだっ！」



伊「…チビ助ぇぇええええ！！俺様とこいっ！！」


ア「っは！？ちょっ、きゃああああ！！」



お、おお。ものすごいスピードでアオイちゃん連れてったな。


し『嘴平選手、アオイさんをつれて1位でゴールです。』




ア「ハァ…ハァ…いきなり走るなんて…バカなんじゃないの…！ていうか、、お題なんなのよ…！」



伊「あん？これだ！」



ア「…よく話す女、子、、って！なんで私なのよっ！/////」


伊「はぁ！？なにキレてんだよっ！」


ア「うっさいわね！！/////」






夢「…恋の予感(ｼｭﾋﾟｰﾝ」


宇「…何言ってんだお前。」




錆「1位青組、2位赤組、3位黄組、最下位白組
でした。みなさん、お疲れ様です。」



えぇ〜、白組最下位じゃん！←負けず嫌い






宇「あれ、お前次じゃねぇか？」



夢「あ、本当だ。先生、私の勇姿見ててねっ！」



宇「おう、頑張れよ！」

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