ミント色の髪の子は麦わら海賊団でした (ページ8)

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7.七瀬ページ8

仲間にしようがせまいが、自分にとってどうでも良い話なのだから、私を連れてきた張本人に任せればいいのだ。多分。

などと程よく陽のあたる船に肘をつきながら考えているA

それもそうだろう。知りもしない人間を、勇気のある船長(仮)が仲間にする、と言っているのだ。興味がないんだろう。

コビー「ほ、ホントに仲間にするんですかぁ〜…？」

ルフィ「おう！」

いくら見ても飽きない、あの笑顔でルフィが頷く。コビーは小心者すぎるのだ。

というか、いつまで乗ってなければいけないのだろう、この船。

そりゃ旅は始まったばかりだし、船が軽いのもわかる。
だが仲間を探しに行く前に、少しくらい休んでいきたい気持ちもAにはあった。

『ねぇルフィ、まだ？』

ルフィ「オレに聞くなよ〜…ま、そのうちつくだろ、な、コビー？」

コビー「ええっ…？ちゃんと方角とか見ててくださいよ〜…つかないかもしれませんよ…？」

少しの沈黙が流れる

ルフィ「………わかった、見てる」

ちょろいものだ、この男は。
仲間のためならなんでもするのか。

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ながらく(？)おまたせいたしました……