弟なんか要らなかった ２【おそ松さん】

五十六松 ページ10

部屋に入って鞄を置き、部屋着に着替える。俺の部屋着は黒のスウェット。動きやすいからこの格好は好きだ


『さてと、晩飯の用意しないとな……』


冷蔵庫を開けて中を確認するとタッパーが入っていた。何が入っているのかと確認してみると、カレーが入っていた


『ん、この紙なんだ？』


タッパーに貼られていた紙には、無駄にカッコつけた文字と かなり読みづらい文字で何かが書かれていた。解読がかなり困難だったけど、カレーを温めてる間になんとな解読に成功した


『まったく、可愛いことしてくれるな……』


俺はその紙を手帳に挟んだ。なくしたくない物は大抵この手帳に挟むか記している。
手帳を開いたらついでにと思って、移動先の店舗の住所と支店名をメモすることにした


『赤塚支店、実家からそんなに離れてないな……』


トド松が通ってそうだな…、あいつの事だから女性店員にでも声かけてLIMEのIDとか聞いてそう……
まあ流石にそれはないか…


『……ホムペ開こ』


何となくこれからの事を考えると不安になってきたから 自分のホームページを開く。そこで俺はブログを更新したり、短編小説を書いたりしている。一応ピク○ブでも活動をしていたりする(何たってオタクですから)


『…あ、イベのこと聞いてくる人多いな…まあ、今月末だし……新刊も既刊もクローゼットに眠ってるんだよね……』


問題はコスをするかしないかだ……

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