弟なんか要らなかった ２【おそ松さん】

七十五松 ページ29

無事にレンタカーを借りて家に向かう。ちなみに借りたのは軽自動車だ


『はぁ、今日はオールかな…キッツ』


明日は昼からラストまでのシフト。最近色々ありすぎてちょっと疲れた
やっぱ弟達と関わってから疲れることが多い。なんで弟なんているんだろ…弟なんか居なかったらこんな事になってないのにな…


『……考えない方がいいな、どうせ考えたって無駄だし』


車なのもあって すぐに着いた。とりあえず車を近くのパーキングエリアに止めて家に帰る
十四松を送らないといけないけど、明日の朝でもいいかな…少し寝たい


『ただいま〜…』


十四「おかえり〜！！」


『ぐえっ！』


玄関を開けたらいきなり十四松がタックルしてきた。てかこいつどんだけ勢いつけてんだよ…、危うく倒れるところだった…


十四「にーさん！にーさん！あのね！これ、本音が言えるようになる薬っす！」


『あぁ、ありがと。いつか飲むよ』


薬を受け取って十四松の頭を撫でてやる。そしたら十四松は子供みたいにいい笑顔を見せた(一瞬 天使の輪と羽が見えた気がする)


十四「Aにーさん、一緒に寝よ！」


『え、お前帰らなくていいのか？』


十四「今日はAにーさんの日！だから帰るのは明日！！」


なんだこの子供のような生物は…、こいつ本当に成人済みの男なのか？
あれ、俺ってこんなキャラだっけ…？


『わかった、じゃあ明日は早起きな』

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