五十二松 ページ6
『…ん、んん』
なんだ、体が重いような…
てかいつの間に俺は帰ってきたんだ？さっきまで実家でから揚げ作ってたような気がするんだけど…？
カラ「起きたのか A兄さん」
『…何でいんの？』
少し体を起こすと、腹の上には十四松が頭を乗っけてそのまま寝ていた。そしてカラ松はお粥と薬を持ってきてくれた
カラ「急に倒れるから驚いたんだぞ？熱もあったみたいだから急いで兄さんの家に運んだんだ」
『……俺を運んだのは十四松か』
なぜ分かるかというと、俺の服から少し土の匂いがしたから。カラ松からそんな匂いがする筈ないし、野球ばっかしてる十四松の匂いはすぐに分かる
『てか 今何時？俺 どのくらい寝てた？』
カラ「今は夜中の1時だ。かるく四時間は眠っていたな」
『まじかー…って、どうやって俺ん家に入ったんだよ！鍵は鞄の奥底に入れといたんだけど！？』
見たところ二人が俺の荷物を勝手に探ったようには見えないし、それならどうやって入ったんだ？針金でも使ったのか？
カラ「ああ、それなんだが……」
カラ松が言いにくそうに目線を眠っている十四松に向ける。俺も十四松に目を向けると、いつから起きていたのか、十四松が俺に抱きついてきた
『十四松が鍵を開けたのか？針金で開けるとか けっこう器用なんだな』
少し感心して頭を撫でてやると、ふるふると首を横に振って 抱きついく腕に力が入れられた。
うん、苦しい……
カラ「あのなA兄さん、非常に言いにくいんだが……」
『ん？』
十四「ドア……壊しちゃった…」
顔を上げた十四松の手には、なぜかドアノブが握られていた。
そして恐る恐る玄関を見てみると、そこに在るべきドアが存在を消していた
カラ、十四「「すまない！／ごめんなさい！」」
『……修理費払えやクソニートの筋肉馬鹿！！
それかお前らでドア直せ！！』
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罪神(プロフ) - 待ってました！！おかえりなさい^^更新楽しみにしてます！ (2020年3月4日 20時) (
レス) id: b8444916e7 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - おかえりなさい。待ってて良かったです！更新頑張ってください！応援しています！ (2020年3月4日 0時) (レス) id: 38eb4e1527 (このIDを非表示/違反報告)
みき - おそ松攻略楽しみにしてます (2019年12月8日 23時) (レス) id: 14e4f3dd5b (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - 凄く感動できて、共感できる作品です。更新頑張ってください！ (2019年7月22日 17時) (レス) id: 0f30fdebb5 (このIDを非表示/違反報告)
春 - 僕も兄貴なのでとても共感できることがあります。頑張ってください (2019年2月16日 4時) (レス) id: 4763421dbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：忍 | 作成日時：2016年7月6日 1時
