弟なんか要らなかった ２【おそ松さん】

七十九松 ページ33

その日の夜、仕事が終わった俺は何故かトド松と一緒にいる


『なんで一緒に帰らないといけねぇんだ』


トド「たまにはいいでしょ、末弟と長男だし」


自然と笑いかけてくるトド松、なんでこんなにも親しげに接してくるのか不思議でたまらない。明日は槍でも降るんじゃないか？


トド「せっかくだしさ、なんか食べて帰ろ！あ、割り勘ね。この近くにファミレスあるから早く行こう！」


『はいはい』


こういうお願いをしてくる時のトド松は何を言ってもムダ。断ってもしつこく強請ってくるから面倒。さっさと頷くことが一番いい
じゃないと我儘モードが発動するからな


トド「あ、兄さん 今面倒だとか考えてたよね？」


『さあな。つかなんでいきなりお前と飯食いに行かなきゃなんないんだ』


トド「話したい事があるの！あ、二人でーす」


店員に案内されて席に座る。お互い向き合うように座りメニューを見る
ファミレスなんて久しぶりだ


『トド松、お前はなに食べるんだ？』


トド「うーん、どうしよっかな〜」


トド松はパスタのページとステーキのページを交互に見て悩んでるみたいだった。どうせガッツリ食べたいけどパスタもいいなって思ってんだろうな

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