胸騒ぎ ページ11
〜〜藤の花の家紋の家(和室)〜〜
お風呂から戻ってきた炭治郎と善逸は和室に入って後、伊之助が拾ってきた新聞紙を善逸に渡してそれを広げて見るとある女学院の生徒の何人かが夜中になるとすぐに行方不明になったと読み上げた。
善逸「"○○○女学院の生徒の何人かが夜中になるとすぐに消えてしまう。何者かが少女達を誘拐したのではないかと町中の人達が大騒ぎで警官達に捜索したが手掛かりすら今だに見つかってない。"・・・・・・・・・・・・って？！これどう考えても鬼の仕業だよねっ！！？その女学生が行方不明になったのは明らかに鬼に攫われたってことでしょ！？」
雪音「ーーーねぇ。炭治郎、これって・・・・・・」
炭治郎「まさか、鬼の仕業・・・・・・！？そういえば、彩葉はどうしたんだ？」
雪音「彩葉はこの新聞を見てすぐに隊服を着替えて日輪刀を持って外に出て飛び出して行って・・・・・・」
善逸「はぁぁぁぁぁぁ！！？まさか、彩葉ちゃんが１人でその女学院に向かってたんじゃないよねっ！？ねぇ！そこに鬼がいるっていうのにいくらなんでも無茶あり過ぎだよ！？つーか！雪音ちゃん！何で引き止めなかったの！！？」
伊之助「・・・オイ？その"じょがくいん"っていう所に鬼がいるのか？」
雪音「う〜ん・・・まだそうとは決まったわけじゃないんだけど・・・・・・私達もそこに行ってみない？彩葉が１人だとなんだか危険だ・・・し・・・・・・」
私達もその女学院に行かないかと雪音が言おうとしたら、善逸がすぐに隊服を着替えて日輪刀を持って急いで外に出て猛スピードで飛び出した。
炭治郎「善逸っ！？」
雪音「善逸！待って！？」
伊之助「おい！どこ行くんだ！紋逸っ！？」
禰豆子「む〜？」
善逸は彩葉のことが心配で頭が回らないくらい炭治郎の声が耳に届かなかったので慌てて飛び出した。
善逸「(彩葉ちゃん！！お願いだから無事でいて！！！)」
つづく
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