20話 ページ21
そして楽しみにしていた皆と海に行く日
目を覚まし時計を見ると8時だった
私は慌ててベットから起きようとしたが、あまりの体のだるさに起きることができなかった
まさか…
私は頑張って起き上がり、階下のリビングに向かった
階段を一段降りるだけでも目眩や頭痛が酷く、壁に体重をかけて移動するので精一杯だった
そうしてリビングに着き、体温計を脇にさして熱を計った
少しするとピピッと音が鳴り、体温計を見ると38度だった
やってしまった…
これは完全に風邪をひいてしまった
よりにもよって今日
水着も買って、とても楽しみにしていたのに…
でもこれは流石に行けないなと思い、友達に『風邪をひいて行けなくなった』と連絡をし、鶴丸にも連絡をした
するとピロンッとケータイが鳴り、見ると鶴丸からだった
鶴:おい大丈夫か？今急いでそっちに向かうから
私は来たら風邪を移してしまうかもしれないと思い『私は大丈夫だから今日楽しんで来てね』と送った
しかし、送ったのと同時に家のインターホンが鳴った
え、まさかもう来たの…！？
重い体を持ち上げ、玄関に向かった
だがさっきより症状が酷くなっており、私は朦朧とする頭でふらふらと歩いた
そして玄関を開けるとそのまま前に倒れ込んでしまった
鶴「！おっと…きみすごい熱じゃないか！何が私は大丈夫なんだ」
倒れ込んだ私を鶴丸が受け止めてくれた
鶴「とりあえずきみの部屋まで運ぶぞ。勝手に入って申し訳ないが許してくれ」
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:はラインの会話の表示です！
わかりずらくてすいませんm(_ _)m
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作者名：柴乃 | 作成日時：2017年4月7日 0時
