いつか君に…【鶴丸国永】 (ページ2)

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1話ページ2

ジリリリリ

目覚まし時計の大きな音で目が覚めた

「…んぅ…」

時間を見ると6時15分だった

「まだ学校までは時間あるな…とりあえず朝食たべよ」

私はすぐに着替えを済ませ、階下の台所に向かった

冷蔵庫を開けて夕飯の残りの野菜サラダを見つけた私は、それを食べ終わり、時計を見ると6時30分だった

私はまだ急ぐ程の時間でもないと思い、ゆっくり支度をした

気づくと時計は7時20分を指していた

「あっ、もうこんな時間！急がないと」

さすがにゆっくりし過ぎたなと思い、さっきより急いで支度をしているとき、はっと気づいた

「今日、始業式だ…！」

なんで忘れていたのか自分でもびっくりした

そもそも春休み明けなのだから今日が始業式だということぐらい誰でも分かるのだが、まだ春休み気分が抜けていなかったのだろう

「早く行かなきゃ…！」

私は家を慌てて飛び出し、学校に向かって走り出した