【○○○×黒○】消えた女王様【裏切り】

澤村サイド ページ48

＿澤村サイド＿

先程より、深く頭を下げる

石倉の元先輩である虹村君

俺は驚くしか無かった

澤「え？…ちょ…頭あげて！ね？」

○○○「うわー…大地クゥーン知らない男の子に

頭を下げさせるなんてサイテーｗｗｗｗ」

澤「ややこしくなるから黙れ

虹村君は何しようとしてるわけ？

俺らは一応バレーやってるわけで怪我をするような事は

避けたい。

春高って言って大会も近いわけだし」

虹「…試合するんです

バスケの」

そういう、虹村君の顔は悲しそうな顔だった

なぜ、そんな顔をするのか全くわからない

そんな時、虹村君は自分の携帯をいじりだす

そして、俺達に携帯を差し出す

俺らの目に映るのは一枚の写真

“帝光中女子バス優勝！！”その弾幕を持つ

周りの女子の中心で

トロフィーを抱え嬉しそうに笑っている彼女

その彼女は俺達が知らない石倉だった

虹「…アイツは有名なバスケットプレイヤーだった」

清「…異名は女王様」

そう小さな声で呟くのは清水だった

清水はなにか知ってるのか…？

そう思い、聞こうとした時虹村君が驚いてた

虹「え…マジで…？

あの…女神ですよね？」

清「えぇ。もう、一切してないけどね」

菅「西谷達と同じ分類？」

西「潔子さんが女神なのは当たり前だ！」

澤「ちょっと黙ってろ

清水、説明してくれ」

清「私の中学時代までの異名…

バスケしてて…女王が誕生する前までは

私が女子バスの中で最強として名が知られてた

けど…女王の誕生で私の異名も私を知ってる人間も減ったけど」

そう言うと、なんとなくだが理解できた

前何してたか教えてくれてくれなかったしな…

桃「とても素晴らしい選手ですよー潔子さん」

「てっきり、知ってるかと思いました…」

そう言いながら入ってくるのは桃井さんと石倉だった

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