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今俺の頭に衝撃を走らせた犯人は、俺の隣の席の女子生徒だった。

「なんだー?これぐらいでも痛いのかー」

間延びした口調。

残る痛みにうめきながら見上げると、机の前に小柄な女子が立っていた。

茶色っぽい髪をハーフアップにした、どこにでもいそうな普通の人間。

・・・って、そんな事どうでもいい。
事情聴取が先だ。

俺が何か気に障ることをしたなら謝る義務がある。

だが相手が理由もなく暴力を振るったのなら、警察と先生に突き出してやるッ‼

自分の都合で相手を殴っていいとか、そんな世界じゃないんだぞ‼

刺激が足りないならスラム街にでも行ってなさい!お母さん縁切るからね!←


「お前さっき殴ったろ?」

「え?」

とぼけてるのか、ヤツはきょとんとしている。

「殴ってないよ」

見え見えの嘘だな小娘。←

「嘘つけ!じゃあお前のその角がへこんだノートはなんだ⁉」

損傷は大したことないが、落としただけではあんな凹みはできぬ。
フフ、我ながら良い証拠を突きつけたじゃないか・・・・・・。

「殴ってないよ。叩いたんだよ。」

「屁理屈か⁉」

こんな感じの言葉を俺は知っている。
確かおかずのり眉毛の5歳児が言っていた気が・・・・・・確か題名はクレヨンしn((((((

「・・・・・・ところでさ、痛かった?」

「うーん・・・・・・」

ぶん殴られた衝撃は覚えているが、痛みまでは記憶していない・・・・・・。

「衝撃はすごかった」

「だろうね。・・・・・・物足りなかった?」

「いやこれ以上打ち込まれたら脳震盪起こすからやめろよ」

「遠慮するなよ〜今度は総重量20tの鉄板をぶち込むからさ☆」←

するとヤツは通学カバンの中から例の鉄板を取り出した。
え、なんで入ってるの?お前のカバン四次元◯ケットなの?

「さぁ行くよ!」

「え?」

もう遅かった。ヤツは杏紗を買収したのか、俺を抑えさせていた。

「杏紗てめぇぇぇぇぇぇぇ‼‼‼!」

「ごめん、給食のプリンくれるって言うから・・・・・・」

だから弁当だっつってんだろおおおおおお‼‼‼←言ってない

「3、2、1、」

いよいよ俺の頭が砕かれようとした時、

「ヒャッホーイ☆花木先生の降臨だよーーーーん☆」

担任が入ってきた。信じられないが男だった。まぁ楽しそうだな、とは思った。

「八俣ー☆だめよ〜撲殺は!」

「へーいす・・・・・・」

渋々戻っていった「八俣」だった。

ひとまず俺の命は助かった。

冷や汗で体がひんやりと濡れていた・・・・・・。

今更の登場人物設定→←2.あはははははうふふふふふふ



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作品ジャンル:ギャグ, オリジナル作品
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ななな(プロフ) - すごく面白いですね!!これからも頑張って下さい!! (2022年6月27日 16時) (レス) @page1 id: ffc51a76ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆カノン☆ | 作成日時:2022年6月26日 16時

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