【進撃の巨人】俺は野郎になんて興味ねぇ【男主】 (ページ5)

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４話ページ5

『え、何。俺お前と同じ部屋なの？』

後日、荷物をまとめて行くとリヴァイと同じ部屋だった。

リヴァイ「流石に一応総司令官だからな」

『え、今一応って言ったよな？何その一応って！！おかしいだろ上司に！！』

俺のその言葉を無視してリヴァイは外を眺めた。

『って、おい！！無視か。』

俺は諦め、荷物を片付けようと用意してくれたスペースにしまっていく。
俺に設けられたものは、本棚と、仕事用の机それとクローゼットだ。

『あれ、…俺の寝るところは？』

リヴァイ「あ？そこにあるだろ」

その方向にはどう見てもベッドが１つ。
え…まさか…

『お前と…一緒、なのか？』

恐る恐る聞くと、奴は心底嫌そうな顔をして頷いた。
うっわ、うわぁあ！！ないない。マジでない。

『何で、俺がお前と一緒に寝ないといけないんだ！！おま、これイジメだろぉぉ！！』

俺はリヴァイの肩を掴み前後に揺らしながら言う。

『何！？そんなに俺のこと気に入らなかった！？ごめんなさい、こんな俺でごめんなさい！！』

え、キャラが違うって？いやいや、俺こんな感じだから。

リヴァイ「…ッﾁ、しょうがねえだろ。それにこれは元々２人用だし大丈夫だ。」

『何が！？何が大丈夫なのか分からない！教えて、何が大丈夫なの！？俺の心はズタボロだ！』

リヴァイ「…そんなに俺と寝るのが嫌なのか？」

リヴァイは少し俯き言う。
そんなこいつに俺は、こう言うしかなかった。

『…別に嫌じゃねぇよ』

って、違うだろォォ！！
なにこのカップルみたいな会話！？
しかも何でリヴァイが彼女的立ち位置なんだよ。
こいつ三十路のおっさんだろうが！！！
いや、でもまぁ…背は小さいし？…顔も整ってるし？女だったらタイプかもしれない。

って、違う違う！！！

考え直せ俺、ただの小さいおっさんだろうが！！！
もう一回見てみろよ、俺！！

…っく、ダメだちょっと可愛いかもしれない。
マジ小さい。

リヴァイ「なぁ、今俺無性にお前を殴りたいんだが」

あれ、俺顔に出てたか？