２話 ページ3
『…エレン？』
俺がそう呼ぶと、エレンはびっくりしたようにこっちを見た。
エレン「あ、れ…A！？」
その青年は昔よく遊んでいた子だった。
『大きくなったな。…って、何泣きそうな顔してんだよ』
俺がそう言うと、エレンは俺に飛びついてきた。
エレン「いきなりいなくなりやがって！！どれだけ心配したと思ってんだよ！！」
本気で心配してくれたのだろう。
手が震えていた。
俺が訓練兵に入ることを言わなかったのだ。
本当は卒業したら言おうと思っていたんだが、伸ばしに伸ばして５年。
エルヴィン「エレン、総司令官と知り合いか？」
エレン「え、総司令官？」
エレンは何がなんだかさっぱりといった様子だ。
リヴァイ「３つの兵団全ての頂点だ。滅多にお目にかかれるもんじゃねぇ」
『エレンとは昔からの知り合いで結構一緒にいたんだ。…エレン。』
俺は立ち上がり、エレンの正面に立つ。
『お前は本当に調査兵団でいいんだな？』
俺がそう言うと、真剣な眼差しで頷いた。
『…そうか。』
俺はエレンの頭を軽くなでた。
『そろそろ失礼するかな』
すると、エルヴィンとリヴァイが立ち上がった。
『あぁ…そうだ。』
俺は振り返りこういった。
『心臓を捧げよ。』
すると、３人ともしっかりポーズをする。
エレンも様になっている。
『全ては希望ある未来のために。』
俺はそう言って笑った。
『俺もエレンに負けないようにしねぇとな』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 308人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アウロラ - (いいぞ、もっとやれ)更新頑張ってください！ (2015年2月19日 2時) (携帯から) (
レス) id: 8fa14e1e64 (このIDを非表示/違反報告)
しんじゅ(プロフ) - 更新頑張って下さいね＾＾応援してます！ (2014年5月10日 14時) (レス) id: f12c817ac2 (このIDを非表示/違反報告)
まおぷー(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2014年4月2日 9時) (レス) id: 8108f6d556 (このIDを非表示/違反報告)
すみ♪(プロフ) - 更新ファイト!!デス! (2014年3月14日 15時) (レス) id: d458934645 (このIDを非表示/違反報告)
クロム(プロフ) - 兵長の泣きを見れるとは…何という俺得((殴…続き頑張ってください!! (2014年1月20日 16時) (レス) id: b7145e215f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天野 | 作成日時：2014年1月5日 0時
