【進撃の巨人】俺は野郎になんて興味ねぇ【男主】 (ページ17)

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１６話ページ17

とりあえず立ち話もアレだから部屋に入った。

リヴァイは無言だ。

…俺は一体どうすれば？
助けて、誰でもいいから！！
ヘルプミー！！

とりあえず、俺は少しでも雰囲気を和ませようと口を開いた。

『お前、すごい隈だなー。ちゃんと寝てんのか？』

少し笑いながら軽く言ったが、失敗した。

リヴァイ「…昨日は寝てない。お前の事ずっと考えてた」

え。
何コレ。余計に雰囲気が重くなったんだけど。
何かごめん。ほんとにごめん。心からごめん。

『そう、か』

ふと机の上を見ると、書類の山が見えた。
どうやら気を紛らわせるために、仕事をしていたらしい。
全て終わっている。

『…寝るか。お前も寝てないんだろ？』

俺がそう言うと、こいつは小さく頷いた。

布団に一緒に入ると、こいつの体温が伝わってくるのが分かる。

リヴァイ「…人を好きになるのがこんなに辛いとは思わなかった」

こいつは小さな声で言う。

『俺のどこがいいんだ？』

リヴァイ「……全部だ」

うわ、何だよ。ちょっとドキッとしたじゃねぇか。
でも、

『お前男が好きなの？』

リヴァイ「…お前だけだ。こんなに人を好きになったのは初めてなんだ。」

…なら尚更、俺じゃダメだ。
俺なんかがこいつを汚してはいけない。

リヴァイ「お前が寝ぼけて俺にキスした時、お前が後悔してるのを見てショックだった」

…その時から俺が好きだったのか？
結構初めからじゃねぇか。

そう言えば俺もこいつにキスした時悪くないと思った。
ハンジにも好きって事なんじゃないかと言われた。
…好き、なのか？
でも、そんな資格俺にはない。

『もう、やめてくれ』

俺をかき乱さないでくれ。

『俺は、…お前を好きになることはない。』

せめて、こいつだけには本心を隠しておかなければ。

『それに俺はお前が嫌いだ』

嘘だ。好き。

俺は、汚れきっている。
せめて大切な人はきれいなままに。

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いやー。シリアス。と言うか展開早すぎますね…。
でも、まだまだ終わりません笑
ギャグな感じでもシリアスでもいいんで、リクエストいただけると嬉しいです。