102♯ ページ13
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涼「ねえねえ、大ちゃん遅くね？」
圭「ああ〜、俺も思ってた。」
侑「大ちゃんのことだし、ただの遅刻じゃない？」
涼「だといいけどな。」
さっきから、何度かおなじような会話が繰り返されている楽屋の中。
集合時間は、もう10分過ぎていた。
慧「でも、俺今日ここ来る前に大ちゃんとカフェで話したよー。」
光「そうなの？」
慧「うん。まあ色々あってさー。」
色々って…まあ、あのことだよね。
ってことは、大ちゃん、私がいのちゃんに告白されたこと知ってるんだ。
大ちゃんは、どう思ったかな。
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30分後
裕「ねえ、さすがにちょっとおかしくない？」
雄「うん。いくら大ちゃんでもここまで遅れることはないでしょ。」
薮「あんま考えたくないんだけどさ、さっき救急車の音したじゃん。あれって…」
侑「え、まさか…」
ほんとだよ、嘘でしょ？
大ちゃんに限ってそんなことないよね。
そうだよね。
ねえ、なんで来ないの？
お願いだからさ、「ごめん寝ちゃった〜」とか言って、楽屋に入ってきてよ。
こんなタイミングでまさか…ね。
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でも、運命は最初から決まってたみたいで。
私の恋には、決して「順調」って言葉はないみたい。
神様は、いつだって私に試練を与えるんだね。
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「あっ、有岡さんが！
事故に遭われました…！」
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楽屋に飛び込んできたマネージャーさんのその言葉を聞いた時、
私の中の何かが、音もなく、ただただ崩れていったんだ。
まるで、この世のすべてがなくなったみたいに。
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NOA.｡o▽(プロフ) - 桜餅さん» ありがとうございます、頑張ります…！ (2018年8月31日 23時) (
レス) id: 4b446ed217 (このIDを非表示/違反報告)
NOA.｡o▽(プロフ) - たかありLOVEさん» ありがとうございます！ (2018年8月31日 23時) (レス) id: 4b446ed217 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅 - 読めば読むほど続きが気になるほど良いお話です。書くのは大変だと思いますががんばってください。応援してます (2017年10月3日 2時) (レス) id: 168ef38765 (このIDを非表示/違反報告)
たかありLOVE - とても面白くて楽しんで読んでます!!これからも更新頑張ってください!! (2016年11月26日 1時) (レス) id: 231afb91ae (このIDを非表示/違反報告)
miwa - うん！がんばれ！ずっと応援してるよ！でも無理しすぎないでね！ (2016年11月21日 1時) (レス) id: 19487447c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NOA.｡o▽ | 作成日時：2015年12月25日 19時
