花宮厨な俺 ＜男主＞

翌日ではなく、真の夢の中・・・もしかして俺が出てるかも！？ ページ34

ー花宮ー


ん？


俺はとても小さいAの前に立っていた



え！？何これ



鏡があったので自分を見ると


あれ？俺も小さくなってる！？



うん。これは夢だ




よし！起きよう


夢の中でもなんでこいつが出てこなきゃいけないんだよ



き、嫌いじゃないけどさ・・・



って俺は何を言ってんだあぁあーー



「花宮？大丈夫か？」


心配そうに小さいAが俺の顔近づいて来る


こんぐらいなら俺はもう慣れたぞ



花「別になんでもねぇーよ」



「そうか！」



にかっ


と笑うA



そっかこの時はまだ名前で呼んでなかった



俺もAも



にしてもこの時のコイツ、可愛いな・・



「花宮？今日はやっぱおまえどうしたー？さっきからボーっとしてるぞ」



花「別にっ」



返事がそっけなくなってしまう


小学生の時ってどうやって話してたっけ



「おまえ、猫被りしなくていいって言ってもあんま変わんねぇな」


こんな事も言ってたっけか



花「ハっ！何言ってやがる」



「おまえ確かバスケ部だったよな？この前体育館通った時みたよ」

コイツ俺のプレー見たことあったか？




「おまえのプレー、ホントきれーだな！」


そんなこと言われたのは初めてだ



いや、昔言われたのか・・・？



花「ん！？」



いきなり今見ていた風景がゆがみ


直ったと思った時には昔の俺がそこに居た


昔花「Aも、あいつも結局は俺の事嫌いになったんだ・・・俺もおまえの事嫌いだったよ」



そういいながら涙を流してベットにうずくまる中１の俺



あの時は１年経っても俺のところに帰って来ないあいつを嫌いだと思いながら


忘れられなかった



言ってる言葉とは裏腹にあいつが好きだったから


でも、それを口に出してしまうと



俺の中の何かが崩れてしまいそうで何度もこのキモチを殺してきた



高校に入り俺は本格的にラフプレーを始めた


これをしてればあいつの好きな「きれー」なバスケではない


それにきつい練習で少しの間忘れる事ができたから・・


そんなこんなで過ごしてたら１年なんてあっという間に過ぎて俺は２年になった


今日もいつも通り部活だった


俺は先生に頼まれた資料を運ぶため少し遅れていた


体育館に戻るとそこには見た事のない男が体育館を覗いていた

不審に思いつつも声をかけると帰ってきた声は


俺がずっと待っていたあいつの声だった


なんで今更帰って来たんだよ








また俺を期待させないでくれ

お祭り2日目でーす♪→←真の過去には戻りませーん！あ、でも小さい真が見れるなら・・・・・いいかも

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