花宮厨な俺＜男主＞ (ページ5)

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ひさしぶりページ5

ーAー
？「Aせん、ぱい？」

「おまえ、もしかして・・花宮か？」

驚いた。

そりゃぁ５年もたってれば変わるだろうけど、さっきの言い方って猫かぶりの方だよな？

あいつが小５の時、猫かぶりしてんのが話しててすぐ分かった。だから俺の前でだけ楽にしてろって、おまえのままで居ろって言ったらさ、驚いた顔したけどすぐさあすっごい笑顔になって「そんなこと言われたのも見破られたのも初めてだって」って言ってた

まあそれでも猫かぶりをやめろと言わなかったのは猫かぶりなあいつは面白かったし、それにあの笑顔は他の奴には見せたくなかったからだ

どっちかっていうと断然後者だがな

と、思い出にふけていた俺は花宮に言われた言葉に少し遅れて反応した

花「先輩ですよね？」

「・・・・・あ、ああそうだけど」

＜Aの脳内＞

ヤバいよ。今俺花宮と話してるよ。

つーか花宮会わないうちになんかかっこ良くなってるよ

あー。でもやっぱ花宮は可愛いよな

花宮可愛い花宮可愛い・・・

また花宮の声に遮られた

花「A先輩なんでいるんですか？」

「さっきも言ったけど俺、明日からここに転校してくるからだけど」

＜Aの脳内＞

花宮可愛すぎる

だけど平常心平常心平常心・・・

「そういえばさ、それ猫かぶりしてない？」

花「はっやっぱおまえにはお見通しってか」

正直驚いた。俺のことは素のままでも先輩がついてたから・・・まあでもこっちもいいやw

「花宮さあ、職員室案内してくんない？場所分かんなくて」

花「別にいーけどあんたここまではどーやって来たんだよ」

「え？もちろん花宮センサーで」

花「真顔で言うな、変態」

「えっちょっとまって。俺の扱い酷くない？」

花「酷くない」

「まあでも花宮に会えたしいーやー」

と言ってさりげなく花宮に抱きつく

花「うぜー。離れろ変態、露出狂Aが」

「えっちょっとまって俺変態でも露出狂でもないよ？」

花「露出狂はともかく変態ではあるだろ。つーか近づくな変態A」

「酷いよー。はなみゃーがいじめるー」

花「おまっ！はなみゃーとかゆーな」

「はなみゃーはなみゃーはなみゃーはなみゃー」

花「もう職員室連れってやんねーぞ」

「ごめんなさい」

花「まあ許してやる。ほら行くぞ」

「えっあ、うん。」

なんだ、やっぱ前と変わんないな最後はちゃんと許してくれる。

でもなんかまだ怒ってそうなんだよなー