穴に落ちた眼帯少女は頭がおかしい【undertale】

sans「hehheh…第29話……だぜっ☆」 ページ35

〜貴方side〜



何処からか聞こえたその言葉。



その声は、陽気な雰囲気の中に、金属のような冷たさがあった。



貴方「だ、誰!?」



?「酷いなぁ…私を忘れたのかい?snowdinで会ったじゃないか。」



貴方「…Charaちゃん!?」



部屋のドアにもたれかかってこちらを見ているのはCharaだった。



貼り付けのような笑顔で話しかけている。



Chara「君は…恨んでいるんだね?人間共を。」



何故、それを知っているのか。そんな事、気にしなかった。



私の頭の中を支配していたのは、恐怖。



ただ、目の前にいるなんの変哲も無い少女が怖かったのだ。



Chara「何を怯えているんだい?私は、あの忌々しい人間共を消そうという話をしに来たのだが?」



消す…?忌々しい人間共…?



私は、目の前の幼い少女から発せられる言葉に驚きを隠せなかった。



そういえば、と、思い出したようにCharaは口を開けた。



Chara「君も……人間だよね?」



ひゅっ、と気道に空気が通った。殺される、と感じたのも一瞬だった。



ただ、目の前にいる人間の形をしたバケモノは、恐怖で顔が強張っている私を見て、ケタケタと笑っていた。



Chara「そんなに私が怖いのかい?大丈夫さ、私は君に手を出そうなんて考えてないよ。」



Chara「私の仲間になれば、の話だけどね。」



彼女は確かに笑っていた。でも、目が笑っていなかった。その威圧感は私を狂わせんとばかりの狂気を感じた。



?「何でお前がここにいるんだっ……!!」ｼｭｯ



何処か安心できる、いつも話の最後に出てくるあの人(?)がいた。

貴方「Merry Christmas!!!!」→←toliel「第28話よ?ウフフ♪」

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