穴に落ちた眼帯少女は頭がおかしい【undertale】

toliel「第28話よ?ウフフ♪」 ページ34

〜貴方side〜



〜次の日〜



貴方「あ〜暇だな〜なんか面白いことないかな〜」



暇を持て余し、それが限界に達してバタッとベットに倒れ込む。



貴方「あ、そうだ!」



よいしょ、と立ち上がり、引き出しの中に入っていた手鏡を取り出す。



貴方「昔から思ってたけど、私の目って、特殊だよな〜」



じいっと鏡を覗き込む。そうすると、鏡に写った私の目が同じように覗き込んでいた。



小さい頃から私の青緑色の目が憎たらしくて。何で皆と同じ色じゃないの、何で右目が見えないのって、鏡を見るのが嫌だった。



小さい頃の記憶をふと思い出して、再びあの憎悪が私の胸の中を支配した。



貴方「私なんか、大っっきらい」



私の目を、私の存在自体を否定するように、鏡を睨んだ。



【そんな事をしても意味は無いって分かってるくせに】



私の中の誰かがそう言ったような気がした。確かにそうだ。鏡を睨んだところで、この腹立たしさが収まる訳でもないし、意味は無い。



でも、そうでもしないと、鏡と一緒に、己まで殺してしまいそうだったから。身も心もナイフに身を任せてグチャグチャにしてしまいそうだったから。



こうなったのは、誰のせい?



私をこの世に産み落とした、人間共。



私は、そう考えているうちに怒りの矛先が人間共に変わっていることに気づいた。



貴方「……一生恨んでやる。」



不意に出てきたその言葉。



?「それを言ってくれるのを待っていたよ。」



何処からか、声が聞こえた。

sans「hehheh…第29話……だぜっ☆」→←frowey「第27話、見て行きなよ。」

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