�� ページ8
そらるside
A『ｯｯ…来るなｯｯ！！』
そ「俺、言ったよな？
無理するなって。なんで言わなかった？」
A『無理なんてしてないもん…！！』
そ「そんな訳…『あるんだよ…』」
気づいてなかったのかな…？
A『みんな、僕で遊んでくれてるんだよ？
こんな僕に。なのに
乗らないわけないじゃん。』
そ「お前…そんなやつ、友達と思ったら駄目！！」
A『なんで兄さんが口出しするの…？
ずっと…仲良かったんだよ…？
だからさ、新種の遊びだと思うの。』
狂ってる…
こんなに放置しちゃったんだ…
馬鹿だなぁ…俺は。
一人の弟もまともに見れないんだ…
俺は走ってAの方に向かった。
A『っ！？降りるよ…！？』
そ「そんなの震えて怯えてるくせに…」
[ぎゅっ…]
A『ｯｯ…!?』
そ「辞めて…くれよ…」
A『…ごめん…なさいｯｯ…』
我慢していた君の目から美しい水が滴る。
震えてる君を強く…
強く抱きしめる。
やがて彼は崩れ落ちるように倒れた。
ん？倒れた？
そ「A？」
返事がない…？
いや…悶えてる…？
A『ｯｯ…あ゛っ…』
そ「どうしたの！？どっか痛い？」
A『みぞおちｯｯ…
なんかぁ…ｸﾞｽｯ…視界が…歪んでる…』
貧血…？
でも…みぞおち痛いはちょっとわからない。
良かった…
まふまふに救急車呼んでもらってて。
A…ごめんね。
沢山…沢山…無理させて。
病院で診断を受けると「胃潰瘍」だった。
きっとストレスからだろうと。
そして、腕に沢山の傷跡があったらしい。
それもあって…心身が落ちつくまで、
入院することが決まった。
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胃潰瘍ってこんな感じなのかな…？
この歌い手の曲を聞くとラッキー☆(敬称略)
志麻
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作者名：朔摩 | 作成日時：2022年2月22日 22時
