鬼灯と黒い狐

黒い狐４ ページ5

鬼灯 ごちそうさまでした。Aも食べ終わってますね。

A ････････ｺｸﾝ

閻魔 頷いてはくれるんだ。


鬼灯 ええまあ。しかし地獄なのでしゃべれるはずなんですよね。


閻魔 そのうちしゃべれるんじゃない？

鬼灯 まあ今は白澤さんのとこに行かなければ。あ、それ食べ終わったら仕事ちゃんとしてろよ？


閻魔 は、はい！！

私はAをまた抱き上げようとしたがなんと自ら椅子から降りて私の足元に来た。


鬼灯 じゃあ行きましょうか。



桃源郷〜〜


鬼灯 ここが桃源郷です。ついて来てくださいね。


私はAと白澤さんの店に行く。


鬼灯 白豚いますか？


？ 白豚じゃねーし！なんの用だあ゛ぁ゛？


鬼灯 うるさいですよ白澤さん。ちょっとこの狐なんですが。


そう言って私は白澤さんにAを紹介する。


白澤 黒い狐は僕にもわかんないよ。


鬼灯 ﾁｯ使えねーなー


白澤 うるせえよ！！あ、妲己ちゃんに聞きに行けば？


鬼灯 あなた行って聞いて来てください。


白澤 花街行けるかいいよ〜桃太郎君店番お願いね♪


鬼灯 すみません桃太郎さん。


桃太郎 いえ構いませんよ。


私とAは白澤さん花街に行き、妲己の店に行く。


鬼灯 檎さんこんにちは。


檎 珍しいの〜〜白澤の旦那と一緒なんて。


白澤 ほんとはやだけどね。妲己ちゃんいる？


檎 あ〜妲己様ならさっき[世界悪女の会]に行くって言ってたの〜


鬼灯 そうですか。また後日来ましょう。


白澤 妲己ちゃんいないなら今日は帰る。


檎 ところでその黒い狐は？


鬼灯 あ、檎さんならAについてわかりますか？


檎 う〜〜んワシにはわからんの〜〜すまんな。


鬼灯 いえありがとうございます。A帰りますよ。


A ･･･････ｺｸﾝ

白澤 しゃべれないの？


鬼灯 わかりません。もしかしたらそのうちしゃべりますよ。

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