鬼灯と黒い狐

黒い狐３ ページ4

鬼灯 今日はもう寝ましょうね。一緒に寝ますよ。


私はAと布団に入り、


鬼灯 お休みなさい。


A ･･･････


そのまま眠った。





朝になり私は起き上がりAを見ると

鬼灯 昨日寝ましたか？


昨日とずっと同じ体勢で目が開いていた

鬼灯 とりあえずごはん食べに行きましょうか。


私は身支度を整えてAを抱き上げ食堂に向かった。



食堂〜〜


鬼灯 何か食べたいのありますか？


A ･････････


鬼灯 ん？もしかして油揚げが食べたいですか？


A ････････ｺｸﾝ

初めて頷いてくれた。


私は油揚げ二枚とエビフライ定食を頼み席に座る。


鬼灯 はい、油揚げですよ。


私はAの前に油揚げを置く。


A ･････････


パクっ


鬼灯 ！！


食べてくれた。Aは油揚げをちゃんと食べてくれた。

鬼灯 美味しいですか？


A ････････ｺｸﾝ

鬼灯 安心しました。


？ あ、鬼灯君おはよう。


鬼灯 大王おはようございます。


閻魔 この子？昨日言ってた黒い狐ちゃん。


鬼灯 はい。Aと名付けました。


閻魔 けど黒い狐って中々見ないよ？


鬼灯 確かに黒い狐は私も初めて見たので。


閻魔 あ、妲己ちゃんに聞いてみたら？彼女妖狐だし。


鬼灯 嫌ですよぼったくりの店に行くなんて。


閻魔 じゃあ･････白澤君？


バリッ！


鬼灯 あいつの名前聞くだけでムカつきますよ！！


閻魔 で、でも四千年の歴史を知る神じゃん･･･････


鬼灯 あれが神とはありえません。


しかしあいつならAみたいな黒い狐を知ってるかもしれない。


鬼灯 まあ、行くだけ行ってみます。

黒い狐４→←黒い狐２

ラッキーアルファベット

X

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す