鬼灯と黒い狐

黒い狐２ ページ3

私は狐を連れて閻魔殿に帰り狐を風呂場に運んだ。


鬼灯 シャワー掛けますよ。


シャーーー


狐 ･･････････


狐は驚かずじっとしていた


鬼灯 あなた毛が黒いんですね。


狐 ･････････


鬼灯 ･･････今タオルで拭いてあげますね。


私は狐をタオルで拭いてドライヤーを掛ける


鬼灯 きれいになりましたね。


私はまた狐を運びベッドの上に乗せる


鬼灯 はい。お腹空いてるでしょ？


私は狐の目の前にごはんを置く


鬼灯 私は仕事があるのでおとなしくしててください。


狐 ･････････


私は黙って部屋を出た。







しばらくして仕事が終わり部屋に行くと


鬼灯 食べてないんですか？


部屋を出る前と全く変わってなかった。


鬼灯 ほら口開けてください。


しかし狐はじっとしてるだけだった。


鬼灯 病院に連れて行きましょうか。


私は狐を抱き上げ大王に許可をもらい病院に向かった。


地獄の動物病院〜〜


鬼灯 先生どうですか？


医者 特に異常はないですし、病気にもなってませんね。


鬼灯 そうですか･･････


医者 でもこのままでは餓死してしまいます。とりあえず栄養の注射しておきますね。


鬼灯 お願いします。


医者 あとあの狐野生なんですよね？


鬼灯 もう飼うと決めてます。


医者 わかりました。ではお大事に


鬼灯 ありがとうございます。



私はその後閻魔殿に帰り狐の名前を考える。


鬼灯 決まりました。あなたはAです。


狐 ･･･････････


鬼灯 これからよろしくお願いします。


でもAは反応しないでじっとしてるままだった

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