49 ページ15
413号サイド
なぜ抱き締めたのか
正直俺にもわかってない
とっさに
とっさに抱き締めていた
彼の涙を見たくなくて
強く抱き締めた
人間の温かさが伝わってくる
冷たい俺の体には温かすぎるくらい
413「大野さん…」
小さく声をかける
ふるふると彼の体は震えたまま
きっと彼は
自分の言ったことがわかってない
一度、落ち着かせよう………
413「みなさんは貴方の味方ですよ。
なにがあっても、味方です。
たとえ悪魔がむちゃくちゃなことをしようが
みなさんは貴方を助けてくれます。
私にはわかりますよ。
約束します。
大丈夫。
貴方が苦しまなくてもいいんです。」
んー…こういうとき、どんなふうに言えば
人間は落ち着きますかね?
今のでいいのでしょうか…
とりあえず背中をポンポンと優しく叩く。
赤ちゃんをあやすように
リズムをとって
優しく…
・
智「…死神さん?」
しばらくして、彼が口を開いた。
声はまだ震えている。
智「今だけさぁ…泣いてもいぃ?」
413「…どうぞ。」
ギュッと俺を抱き締め、ヒクッヒクッと
泣き始める声が聞こえてきた。
今夜は彼が泣きつかれるまで
俺は離れられないな…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
成魔さん♪ - りあ♪さん» ありがとうございます!心強いです!頑張ります!そうそう、『3』ができたのでぜひともきてください! (2014年12月22日 22時) (
レス) id: 9f8c4a316c (このIDを非表示/違反報告)
りあ♪(プロフ) - 成魔さん♪さん» 頑張ってくださいーーー！私と嵐さんが応援してますよ！！！ (2014年12月22日 20時) (レス) id: a0ba55c07c (このIDを非表示/違反報告)
成魔さん♪ - りあ♪さん» はい!私は中学ラストの冬休みで追い上げにかかります!(笑) (2014年12月22日 18時) (レス) id: 9f8c4a316c (このIDを非表示/違反報告)
りあ♪(プロフ) - 成魔さん♪さん» そうですね、少しずつの重ねが必要ですね！！！ (2014年12月22日 18時) (レス) id: a0ba55c07c (このIDを非表示/違反報告)
成魔さん♪ - りあ♪さん» ですね。なんだかんだ言って全部でますし。 (2014年12月22日 18時) (レス) id: 9f8c4a316c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：成魔さん♪ | 作成日時：2014年10月6日 22時
