6「少女は歌う。」 ページ8
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夜の寝る頃です。
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A「(…時間だ)」
部屋にあった時計を見ると、ぴょん、と跳ねるようにベットから降りた。
ドアを開ける時二人にバレないように音を出さないようにする。
A「(いってきまーす…)」
少女は、暗い道へとゆっくり歩いていった。
ーーー
黒霧side
死柄木弔が店を出た頃、Aさんはちゃんと寝てるか様子を見に行った。
皆さんそれぞれ家が違うこともあり、Aだけ店で一人寝かせるのも可哀想なので、最近は閉店時間を少しさげたりしていました。
部屋のドアを開けると、そこには誰もいなかった。
仕方ないので、死柄木弔に連絡しておいた。
黒霧「死柄木弔。Aがそちらに来ていませんか？」
死柄木『_？ …来てない…』
黒霧「実は、部屋にAがいなくて…」
事情を話すと、「すぐそっちに行く」と言われたので、一旦探すのをやめた。
ー
side終了
死柄木「おい黒霧、ちゃんと部屋探したんだろうな…」
黒霧「えぇ、ちゃんと探しましたよ」
しばらく考えて…。
死柄木「外か？」
黒霧「ここにいないのなら、外しかありえませんね」
黒霧のワープを使ったとしても、場所が分からなければ意味がない。
探す場所を考えると、あそこしかない。
死柄木「あの路地裏…」
Aはそこ以外行ったことがないので、あの路地裏しかないと思った。
黒霧「しかし…。路地裏までの道はどうやって？」
死柄木「…」
死柄木「とりあえず、行くしかないだろ」
ーーー
A「〜♪__________」
一方、Aはまた歌っていた。あの路地裏で。
毎回歌う曲や歌詞が違う。
毎日同じ歌を歌うと飽きてしまうからだ。
A「___〜♪。。。誰か来ないかな〜…」
こんな深夜に少女が座っていると、警察に通報なんてされたりして。
最近ここの近くを通る人が少なくなったらしい。
何か 事件でもあったのだろうか。敵が出て来るかも。
そんなことが起きると自分は死ぬと分かっているのに、
何故か期待してしまう。
A「(ホントに出てこないかな〜、敵)」
「おい、何してる。早く帰るぞ」
A「これって、『勘が当たった』って言うんですよね」
死柄木「……なんでまたここに戻って……」
A「日課？ってやつですよ。歌うの。好きなんです」
ーーー
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ギザバサミ - *神*威*さん» ありがとうございます！私も敵連合大好きなのでどんどん活躍させていきたいなと思います！ (2017年8月12日 21時) (
レス) id: f1eadee04e (このIDを非表示/違反報告)
*神*威* - とても面白く、敵連合の皆が格好いいというか最高です！私、敵連合の人達が好きで…!これからも応援しています(*＞∇＜)ﾉ (2017年8月12日 17時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ギザバサミ | 作成日時：2017年7月28日 21時
