4「少女は遊ぶ。」 ページ6
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(ｶﾞﾁｬ
誰かが入る音。
A「死柄木さん。おかえりです」
小さく微笑む姿は可愛らしいよりも、大人のようだった。
死柄木「敬語おかしくなってる。ただいま」
A「何処に行ってたんですか？」
死柄木「少し観察してた」
A「かんさつ…」
「観察」の意味を知らないのか、少し難しそうな顔をする。
死柄木「…後で黒霧に教えてもらえ……」
A「？？…死柄木さん、遊びたいです」
死柄木「…何で」
A「なんでもいいです。暇だもん」
何故か断れなかった。
死柄木「……」
結局遊んでくれました。
ーーー
A「黒霧さん黒霧さん」
またカウンター席に座ってきたA。
黒霧「どうしたんですか」
A「『観察』って何？」
黒霧「観察？」
そうですね…と考えて、Aに説明をする。
黒霧「観察というのは…____」
説明するのは難しいと思いながらも、丁寧に説明した。
A「へ〜」
これから沢山聞いてくるだろうと思う。
意味がわかれば「へー…」というので、これを聞くのが楽しみだったりする。
ーー
しばらくすると、
死柄木「A」
後ろから呼ぶと、座っているAはすぐに振り返った。
A「死柄木さんだ」
死柄木「ここの留守番、よろしく」
A「？」
死柄木「？」
A「えっと、その留守番さんは何処にいるんですか？」
死柄木「違う。留守番ってのは人の名前じゃなくて…」
A「…………」
「？？？」
全く分かっていないようだった。黒霧も一応フォローする。
黒霧「Aはここの基地に居て下さい。私達は少し用事があるので出かけてきます。」
A「…分かった」
ようやく伝わって死柄木が溜め息をする。
死柄木「じゃあここから絶対離れるなよ。またな」
A「うん。またね」
大きくは伸ばさず、小さく手を振った。
少し寂しくなり、
A「私も行きたかったな〜」
なんて呟いた。
ーーーーー
(今回は短いです。すみません…。)
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ギザバサミ - *神*威*さん» ありがとうございます！私も敵連合大好きなのでどんどん活躍させていきたいなと思います！ (2017年8月12日 21時) (
レス) id: f1eadee04e (このIDを非表示/違反報告)
*神*威* - とても面白く、敵連合の皆が格好いいというか最高です！私、敵連合の人達が好きで…!これからも応援しています(*＞∇＜)ﾉ (2017年8月12日 17時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ギザバサミ | 作成日時：2017年7月28日 21時
