番外編「少女と敵連合の日常。�◆� ページ23
.
.
トゥワイス達とカードゲーム
A「みすたー、これなんですか？」
Mr.コンプレス「あぁ、それはハートのキング。数字で言うと13」
A「へえー…、沢山ありますね。」
トゥワイス「そっからかよ！すげーなお前！」
A「えへへ…すみません…なにも知らないもので…」
Mr.コンプレス「知らない事は聞くといいさ、教えてあげよう」
A「ホントですか？！ありがとうございます！」
トゥワイス「あ！？俺も教えてやるよ！」
A「是非！」
いつもより明るく、輝いた目で遊んでいるAを見て、黒霧も安心したようだ。
殺す遊びより、
皆でゲームをしたりする方が断然楽しそうだった。
本当はあんな子ではなかったんじゃないかと思うぐらい。
誰が少女をそんな子にしてしまったのか。
黒霧は考えていた。
ーーー
Aが向こうから手を振っている。
A「黒霧さん！黒霧さんとも一緒に遊びたいです！」
その声に気づくのに数秒。
Aは心配で、黒霧の方に駆け寄る。
A「黒霧さん？」
下から覗き込んでくるAの表情は心配したような顔。
黒霧「………！…すみません。…、少し考え事してました」
A「そうですか…。心配しましたよ…」
心配、という言葉。
きっとこの子は思っている以上に優しいんだろうと思う。
でもその優しさが、自分を傷つける。
黒霧「私は……」
『あなたの方が心配です』
と言おうとしたが、言えない。
今のAは楽しそうだから、いう時じゃないと思った。
黒霧「……。…なんでもありません。いいですよ、遊びましょうか」
A「？、はい！こっちです！」
ー
〜夜〜
A「すごく楽しかったです！」
死柄木「一応作戦会議もできたし、まあいいか」
黒霧「そうですね」
夜はいつものように、三人でバーの椅子に座って話す。
A「やっぱり遊ぶのっていいですね」
死柄木「そうだな、たまには皆でゲームするのも悪くない」
黒霧「えぇ、Aも今日は沢山笑えてて、安心しました」
A「…」
少し様子をうかがっているA。
「黒霧さん、何か悩んでます。さっきも考え事してたです」
黒霧「…。」
「いえ、計画の事ですよ、大丈夫です」
A「そう…ですか…」
Aは何故か悲しそうな顔をした。
教えてはくれなかったからだ。
【日常編終わり】
ー
(最終的に日常じゃないですね)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 151人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ギザバサミ - *神*威*さん» ありがとうございます！私も敵連合大好きなのでどんどん活躍させていきたいなと思います！ (2017年8月12日 21時) (
レス) id: f1eadee04e (このIDを非表示/違反報告)
*神*威* - とても面白く、敵連合の皆が格好いいというか最高です！私、敵連合の人達が好きで…!これからも応援しています(*＞∇＜)ﾉ (2017年8月12日 17時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ギザバサミ | 作成日時：2017年7月28日 21時
