死神の赤子

察して、感じて。 ページ12

「Aさん！」

「あ、おかえりなさいただいまー」

「普通僕がただいまって言うよね？」


そんな細かい事気にしてたらモテないぞコナン君。というか無事に帰ってきた君に安心したよお姉さん


「ってそうじゃない。さっき見てきたんだけどね…Aさん、ハニーブラウンの髪色の…」

「その人自体は知らないけど知ってる」

「ごめんだけど日本語で話して」

「コナン君なんか毒舌になってない？」


いやまぁ確かにそういう反応するとは思うけどね、日本語で話してるよお姉さん


「まぁ簡潔に言えばナンパしてきたお兄さんにイケメンの容姿聞いたんだよ。まぁ容姿聞いても誰なのかわかんなかったけど」

「何やってんのAさん」


仕方ないだろ、暇だったんだよ！！
それに自分で聞いた方がいいかと思ったんだよ！

ってかこれ、コナン君もシャアを見たって事だよね？コナン君今凄い頭の中混乱してそう
味方だと思ってた人が殺人犯の可能性があるとか凄い悩まされるよねわかるよ


「私もワンナイトしてた時、本当頭悩まされたなぁ…」

「何言ってるの…？」


ごめんってば。だからそんな引いた顔しないでってば、お姉さん泣くよ
そんな感じで話してれば、コナンがバッ！と効果音がつきそうなくらいの勢いで振り返った


「なんだなんだ、コナン君」

「…Aさん、早く移動しよう」


次はなるべく、人が少ない所に。
そう付け足して、また真剣な顔で言ってくるコナン。私に急かす様に、スカートの端を掴んで押してくる

よくわからんが、なんかやばそうだから流されるがままにコナンと共に移動する事にした


「ねぇコナン君、なんでそんな険しい顔してるの？」

「いいから早く、」

「いや、あのね？流石にこんな事態だと気になるんだよ、分かれださい」

「じゃあ察して？」

「感じれない」


なんだよこのやりとり、某松ネタ出さないでよ、条件反射で返しちゃったじゃねーか

だいぶ冷静→←図ったな、シャ○！！

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