【ジョジョの奇妙な冒険】【混部】とある彫刻家の吃驚仰天≪不憫なディスティニー≫【ギャグ】

第八星：まるで〜〜のようだ。 ページ10

――


荒木荘に私が仲間入り(不本意)してから約一週間が経過した



住民とも未だ大きなトラブルは起こっていない



ただ、一つ計算外だったのが



「A、暇か？このカーズに構うことを許可するぞ」


『……』



このパーソナルスペースの無さである。




私は一週間程前に壁に開けた穴を、自分のスタンド能力で塞いでいるのだが



この通り、スタンド使いも石を壊して入ってくるし、カーズは究極生命体なのでなんか石から生えてくる



正直言って何のために石で塞いであるか私も分からなくなるほど



「このカーズを構うのだ」



『……この作品が終わってからな』




ああ、そう。計算外と言えばもう一つ




それは意外にもここの住人に愛着がわき始めているという事実



ゲスに依然変わりはない



だが。常時ゲスでもない。こうして構えとねだるカーズを始め



DIOやドッピオ、ディエゴもなかなかに構えとちょっかいをかけてくる



それが子犬の様で案外気に入っているのだ



「いつ終わるのだ」



『もう少し時間をかけて彫らないと価値が出ないんだ。もう少し待て』



「……」



こうして項垂れてしょぼーんとする究極生命体も悪くない




構ってあげたいというなんらかの欲望が出てくるわけだ



ふ、と笑い彫刻に向き合うと、玄関からディエゴが入ってきた



どうやら大会帰りらしい、汗の香りがする




「よぅ」



『シャワーか』



「んー……」



そのままドサリ、と私の背中に抱き着いて、額を擦り付けてくるディエゴ



相当疲れているのだろう、眠そうだ



「A、ディエゴだけずるい」



『はいはい。分かったから。』



カーズに服の袖を引かれ、むすっとした表情をされる



もうすぐ日も落ちる。そろそろDIOが飯か構えとか言って壁を壊しに来る時間だ



その前に急いで作品を完成させねば



私は石を削る手を早めながら



カーズとディエゴのぬくもりを心地よく感じていた。



――

まるでペットのようだ。



まぁ究極生命体と恐竜ですもんね←




アイズオブヘブン買いました！！早速やってみたところ

仗助君のかっぴょいいーの台詞で真面目に鼻血出ました。自分が怖かったです。

すっごいストーリーが面白いので皆様もぜひ！サンタさんにお願いしてくださいね★←

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