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第二星:目が覚めたら ページ4

――



ゆらゆらと、おぼろげな世界の中に私はいた



その世界では、私と星の一族の戦いの映像が流れていた



私のコレクション達をあの一族が見つけ。私に襲い掛かってくる



何故だと思う前に私はスタンドを発動した



そこからは何故か矢を持った私が、自分のスタンドに突き刺して―



スタンドのその先をいき、苦戦していた一族達を圧倒した



したのに、結局私はタコ殴りにされてしまっていた



これでは私の女の体では三発でダウンだ。無理もない



はぁ、と息をつき。この世界から出ようと目を閉じる



目を閉じて――開けたら、いい匂いが漂う部屋の中、知っている顔が一つ見えた。



間近に。



「お、起きたか寝坊助。」



『……DIO、だな。貴殿は』



「ほほう、知っているなら話は早い」



何故か得意気に笑いながら、WRYWRYと引っこむDIO



アイツは何がしたかったのだろうか。どうでもいい。



私はまだ眠たいのだ。



もぞり、と日の匂いがする布団にもぐり、再び目を閉じる、と



ばさり、と布団をはぎとられる



『……何だ』



「起きろ、寝坊助。飯だぞ」



DIOそっくりのコイツは、確かディエゴ。若きジョッキーだっただろうか



まぁ、今日くらいは言う事を聞いてやろうと思い、起き上がる



「はは、随分可愛らしいラスボスじゃあないか」



『……飯』



「色気より食い気だがな」



のそのそと動き、食卓に用意されていた白米を口に運ぶ



久しぶりにご飯を食べた、ンマイ。



「ようこそ荒木荘へ、歓迎するよ。新しいラスボス」



『こちらは、情報が届くようだな……』



「ああ、君のやってきた事も、戦った様子も知っている。脳内に直接刷り込まれるのだ」



『そうかい』



箸を巧みに使い、から揚げを頬張る



サクサクジューシー。母のから揚げを思い出させる



「これからよろしく」



『……うん』



仲良くするつもりは全くない。



何故このゲス共と私が一緒に生活をする羽目になっているんだ。



それもこれもジョースターの血統のせいだが。



まぁ、飯が美味いのでよいとしよう



私はもう一個、から揚げを頬張った



――
ボスたちは自分たちと同じくらいのゲスな主人公に大変好感を抱いている模様

第三星:仲良くなろうじゃあないか→←第一星:ご対面



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雷獄丸(プロフ) - いやぁぁぁぁぁぁ!!!滅茶苦茶良い感じのとこで終わってるぅ〜!wなんでやw夢主ちゃんの学校生活とか、今後とか気になってきた…w続き楽しみに待ってますので! (2019年3月27日 2時) (レス) id: c071576eae (このIDを非表示/違反報告)
空条美羽ロイド(プロフ) - 主人公の性格が凄い好みです!更新頑張ってください!応援しています! (2016年4月10日 14時) (レス) id: d304c77694 (このIDを非表示/違反報告)
柚鹿@死神ちゃん★(プロフ) - サンタさん» コメントありがとうございます!!良い性格しておりますでしょう?w更新頑張ります!!ありがとうございます!! (2015年12月31日 9時) (レス) id: f339e64afd (このIDを非表示/違反報告)
サンタ - 主人公いい性格してますねぇ!とってもおもしろいです!!更新頑張ってください!! (2015年12月30日 18時) (レス) id: fe6be07814 (このIDを非表示/違反報告)
柚鹿@死神ちゃん★(プロフ) - 弥一さん» コメントありがとうございます!!主人公褒めてくれてありがとうございます!仗助君いつも可愛いですよ(エクスタシー)←更新頑張りたいと思います!! (2015年12月28日 19時) (レス) id: f339e64afd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:死神ちゃん★ | 作者ホームページ:   
作成日時:2015年12月12日 22時

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