私の敵はあなただけ2 (ページ15)

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「じゃあ、陽葵さんにとって、神山君はヒーローみたいな存在ですね、」

「そうかなぁ
そう思っててくれたらうれしいわ。」

「その、つかぬことをお聞きしますが、」

「ん？」

「陽葵さんのこと、恋愛的な意味で、好きなんですか、？」

「んー？ふふっ、バレてもうた？」

「！陽葵さんの話されるとき、すっごい愛おしいものを見るような目をされているなって思って」

「そやなー、気付いたら惹かれとったんよね
まぁー、ライバル多いし、俺のこと兄としか思ってないやろうけど、」

「ちなみに、誰が好きそうとかあるんですか？」

「んー、ほんまにないっぽいんよねー。
みんな同じテンションで絡むし。」

「えー、気になりますね！」

「相川ちゃんやっぱ女の子やな～
おとなしい子やなって思ってたけど、今めっちゃ活き活きしとんで」

「はっ、すみません。
恋愛話好きなんです、すごく。」

「ええんちゃうん？
相談、のってな？」

「のれるかわかんないですけど、話してくれたらいつでも聞くんでぜひ。」

「頼りにしてるわ～

あ、ここ？」

「あ、はい
送ってくれてありがとうございます」

「いえいえー、
相川ちゃんも気ぃつけや～」

「ありがとうございます！」

神山くん、話しやすくて優しい人だったなぁ

恋愛話、聞けるの楽しみ！