マネージャーは歌う【HQ】 (ページ9)

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第8話ページ9

「「「ありがとうございましたーー！！！」」」

今日1日でどっと疲れた…マネージャーってこんなに大変だったんだ…。今までこの量を潔子先輩1人でこなしてたなんて流石すぎる。

「 Aー！大地さんが肉まん奢ってくれるってー！」

「えっ、一緒に行っていいの？」

「おぅ！Aも来いよ！今日の主役だからな」

「ありがとうございます！」

潔子さんは反対方向だそうで一緒に帰れないのが残念すぎる。そんな中着いた先は坂の下商店。そういえば1度も入った事無かったなぁ。しかも店員さんはまさかのコーチ。

「それ食ったらさっさと帰れよ～？」

「「はい！」」

「って、えっ…？おま、これ…えっ」

「どうしたんですか？コーチ」

「っコレ…夏目か…？」

そう言って見せてきたのはある音楽雑誌の1ページ。

「あぁ！コレ今日発売だったんですね」

「えっ…」

「前に声を掛けていただいたんです」

「でもこれ柊って…」

「はい。柊です笑」

「えっ…ホントなの？」

「ツッキー前に好きって言ってたよね！」

「うるさい山口」

「あっありがとう// なんか照れる」

「 A前に歌ってたもんな！」

「翔陽恥ずかしいからあまり言わないで」

「なんでだ？俺も上手いと思ったぞ」

「Aちゃん実は凄い人だったんだな！俺も聞いてみたい！なー大地？」

「確かに…雑誌に乗るくらいだもんな」

「凄いなぁ～俺恥ずかしくて目瞑っちゃいそうだもん」

「旭さんもっとシャキッとしてください！Aちゃん見習って！」

「おいおいノヤっさん、旭先輩もやる時はやる時から！でもほんとにAの歌声聞いてみたいぜ！」

「ホント、恥ずかしいんで、またにしてください//」

(((カワイイ…)))