第10話 ページ11
「うぇ〜でか…」
さすが私立というか…校舎もきれい。
所々いる生徒の制服もなんかオシャレ過ぎてビビる。
「Aちゃん、それ持つよ」
「えっ、そんないいって！」
「女の子に思いもの持たせるなんて出来ないからさ！」
そう言って私の手から荷物を取る山口くん。
なにそれイケメン過ぎるって…。
「ありがとう！でも重かったらすぐ持つからいってね！」
「ﾌﾟｯ…夏目さんちっちゃいから荷物に背負われてるみたいだったよ」
「う、うっさいなぁ、山口くんの優しさ見習ってよ」
「事実だし〜？w」
月島くんのドリンク絶対濃くしてやる…。試合中は可哀想だから…練習のとき…。
「 今日はよろしくお願いします！！」
「「「シァーッス！！！」」」
「Aちゃん、ドリンクやってきてくれる？」
「了解です！いってきます！」
ｼﾞｬｰ…ｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶ…
「こんなもんか…よし戻ろ。」
にしても今日暑いなぁ〜
………って、ココドコ…？？？
はぁぁあやってしまった…所詮学校だから迷わないと思ったのに…私立こわぁぁ
どうしよ…とりあえず直感を信じて右へ行こう！！←
「あれっ…烏野マネちゃん？？」
「 …！？」
「こんなとこ歩いてどうしたの？まさか迷った？」
「はいっ！！迷いました！」
もう恥とかどうでもいい、このピンク頭さんに体育館への道筋を聞かねば…！
「 wwそんな元気にww迷ったってww
いいよ着いておいでw俺も行くとこだからww」
「っお願いします」
っべぇ…どうでもいいとか言ったけどやっぱなし…めっちゃ恥ずかしい…
しかもちゃっかりドリンク持ってくれてるし…
「初めて見る顔だけど1年生？」
「はい、、」
「じゃあ後輩だ。
俺、花巻貴大っていうの。よろしくね。名前は？」
「夏目Aです。よろしくお願いします…」
「なに？今更照れちゃってんの？w
Aちゃんカーワイw 」
「 〜〜っ… 先輩はっ」
「名前で呼んでよ」
「……花巻先輩は」
「違う下の名前w」
「…貴大先輩」
「よし。んでなに？」
「 貴大先輩は…バレー部の方なんですか？」
「そーだよ、3年。」
「え"っ、じゃあ余計ドリンク持ってもらうの申し訳ないです！」
「いーのいーの、俺が持ちたいだけだし？」
「 っで、でもっ！」
「ほらほら〜体育館もう着いたからさ？」
「あっ…ありがとう、ございました」
「い〜ってことよ。
じゃ〜頑張ってね、Aちゃん」
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きょちゃちゃ - え、あの、好きです。なんで伸びないんですか？こちらの作品友達に勧めます。 (2022年11月27日 22時) (
レス) @page16 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李織 | 作成日時：2019年10月14日 1時
