潔癖症な2人【進撃の巨人】 (ページ37)

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ハンジ・ゾエページ37

リヴァイside

Aとエレンを救出してからもう3日たった。

俺は足を怪我しているから役立たずだ。

だがハンジのやつが

ハ『リーヴァーイー

Aの面倒見てあげてね((ニヤ』

っち。ブタメガネが。気持ち悪りぃ。

ハ『Aは表に出さない子だから支えてやってよ』

そんなことわかってやがる。

そう言われて俺はずっとAのそばにいる。

A、いつ目を覚ましてくれるんだよ。

そう考えて俺はAの手を握り意識を手放した。

少し意識が戻っていくとAが俺の頭を触ろうとした。

リ「…ん…A…？」

A「リヴァイ、心配かけちゃってごめんね」

あのまま寝たふりしてこいつに頭触られるのも悪くなかったか…は？俺は何を考えてるんだ。

目の前のAはベットから起き上がろうとしたようだが起きれなかった。

かなり頭が痛むようだ。記憶障害がなくて本当に良かった。

A「包帯、リヴァイが巻き直してかれたの？」

Aの包帯はボロボロだったからここに着いた時に直した。

リ「そうだ。悪いか？」

A「…嬉しいんだよ」

こ、こいついまなんて？

小さな声だが確かに聞こえた。

っち。調子乗っちまうじゃねえか。

当の本人は言う気は無かったようだがな。

リ「Aは俺が守る。」

勢い余って俺はあんなことを言ってさらに部屋から逃げてしまった。

何やってんだ俺は。

Aに伝えようとしたができなかった。

くそっ。

そして俺はハンジの部屋の前へときた。

コンコン

リ「俺だ。入るぞ」

ハ「おお、リヴァイか。どうした？」

リ「Aが目を覚ました」

ハ「ほ、本当に！？」

飛び上がりやがって。うるせーな。

ハ「リヴァイがそばにいたおかげだねー

……」

ハンジのやつがキラキラした目でこっちを見てやがる。

リ「なんだその目は」

ハ「…で？」

リ「は？」

ハ「…Aにちゃんと好きって言った？」

！？何考えてやがるこいつは。

ハ「…その反応だと、まだだね…」

リ「…うるせぇ」

ハ「でも、なるべく早めにいいな？

さ、Aのところに行くよ。リヴァイも来るでしょ？」

リ「俺は行かねぇ」

あんなこと言っちまったすぐ後に会える方がおかしい。

ハ「やっぱ何かあったか…」

ハンジが小声で言ったことは聞かなかったことにする。

そう言ってハンジは部屋から出てAの部屋に向かった。