潔癖症な2人【進撃の巨人】 (ページ17)

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審議所ページ17

貴方side

エレンについてはやはり審議所で決められるらしい。

そしてそれが今日行われる。

エルヴィンは用事があると行って先に私とリヴァイで向かっている。

エレンはうまいことにハンジとミケが連れてきてくれるらしい。

リ「おい、お前はこの審議どうなると思う。エレンの引き渡し」

歩きながらリヴァイが言った。

貴「さすがにわからない。でもきっとこの局面は厳しいものになると思うよ」

リ「あぁ。そうだな」

貴「急になんだ？リヴァイらしくないじゃないか」

リ「……Aはエレンに調査兵団にまだ入ってほしくないのかと思ってな」

貴「…正直なところ入って欲しくないよ。信じられたわけじゃないしトラウマもあるからね」

リ「…」

貴「でも、私情は持ち込まない。だからリヴァイの判断に従う」

リ「…お前もずいぶん変わったな」

貴「え？」

リ「なんでもない。ほらいくぞ」

そして私たちは審議所の扉の前に着いた。

扉をあけて入った。

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リヴァイside

Aも変わったな。

昔は俺の指示に従うことなんて全然なかったのに今は従うようになってきてる。

こうしてエレンを調査団に入れようとしてくれた。

だが私情は持ち込まないと言ってもさすがに無理がある。

俺が面倒みるしかないようだな。

こんなの俺らしくないな。

エレンが審議所に連れてこられ、審議が始まった。

調査兵団と憲兵団。

周りのやつはピーピーピーピーうるせーな。

そしてエレンが叫びやがった。

エレ「…いいから黙って全て俺に投資しろ！」

っち。死にてぇなかよあいつは。

俺は柵を飛び越えてエレンの元に行き殴った。

リ「これは自論だが、躾に一番きくのは痛みだと思う。今のお前に必要なのは言葉による教育ではなく教訓だ」

そして俺は殴り続けた。

しゃがんでいるから蹴りやすいな。

その最中にエルヴィンがあの対案を出した。

エル「エレンを壁外調査に連れていき、その結果で判断をいただけないでしょうか」

審議は終わりエルヴィンの意見は無事に通り、エレンは調査兵団に入ることができた。

ハ「ごめんね。痛いよね」

エレ「すこし…」

ハ「…って、どんな風に？」

ハンジはエレンの怪我の手当てを隣でしている。

エルヴィンはエレンに話している。

Aは窓の外を見てエレンをこっそり見ている。

っち。どいつもこいつも。