特別班 ページ13
リヴァイside
A「これが私の過去、わかった？」
わかったも何もAが辛い人生を送って来たのはわかった。
しかし驚いたのは人間が巨人になれるということ。
言い換えれば巨人になれる人間がいるということだ。
この壁の中にもいるかもしれないな。
リ「なんとなくはな…俺の気持ちが分かるということか」
A「…辛い経験があるからこそ兵長に向いてる…なのかな」
リ「は？」
A「辛い思いをした分だけ仲間を失いたくないって気持ちがあるのかなってこと」
Aの言葉に俺は少し納得がいくような気がした。
あのエルヴィンだから何も考えてないわけがないし。
リ「わかった。その兵長という役、うけよう」
A「ほんtリ「正し、」な、何よ」
リ「Aも兵長を続けろ」
A「…エルヴィンにも同じこと言われた」
リ「だったらそれでいいだろ」
A「まあ、いいけどさ…」
リ「では決定事項だ。俺は帰る…と言いたいが掃除をしてやる」
A「え？」
リ「お前も潔癖症なんだろ？手伝ってやる」
A「…あ、あり…あたりまえでしょ！汚したんだから」
今一瞬ありがとうって言おうとしたのか？
ふん。素直じゃねーな。
そして掃除が終わった。
A「リヴァイってここまで掃除が上手いとは思わなかったよ」
リ「当然のことだ。じゃあ俺は帰る」
そしてAの部屋のドアを閉めた。
俺が兵長か。
入ったばかりで何を考えてやがるからしらないが兵長の役はうけとった。
コンコン
エル「入れ」
リ「…」
エル「リヴァイか。こんな時間にどうした」
リ「俺を兵長にするという話、Aから聞いた」
エル「…」
リ「過去のこともだ」
エル「あのAが話すだなんてな。リヴァイ、お前はAに認められているのかもな」
リ「なんで俺があんな奴に」
エル「Aから過去の話を聞いたんだったらわかると思うがAはあれ以来人を信用できなくなった」
そりゃそうだ。人が巨人になれると知ったら周りもなれるかもしれねえってまずは疑う。
エル「だからこそ認めるというのは信用することと同じようなこと。よかったなリヴァイ」
リ「ッち」
エル「それで？」
リ「俺を兵長とした特別班を作りたい」
エル「ほぉ、リヴァイ班か。いいんじゃないか？メンバーは？」
リ「それはこれから決めていこうと思う。Aを含めてな」
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つーぼ - とてもいい作品だと思いますが、最新はまだでしょうか？ (2021年4月7日 13時) (
レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいにゃー | 作成日時：2017年6月17日 22時
