第1話 ページ3
A「お母さん!!今日の晩ごはん何?」
ローナ「今日?今日はねぇ……シチューだよ」
私が晩ごはんのメニューを聞くと、母は微笑みながらそう答えた。
A「やった!!お母さん、私も手伝う!!」
ここはウォールマリアの南端。シガンシナ区。
そこに私、A・ラングナーと母=ローナと弟=マルクが家で晩ごはんの準備をしていた。
マルク「ねぇ!お父さんはいつ帰ってくるの?」
ローナ「お父さんは……夕方頃には帰ってくるって言ってたからそろそろだと思うわ」
マルク「そっか!!早く帰ってこないかな……」
他愛のない会話が行われる。
私はそんな時間が大好きだ。
幸せ。そう感じる。
しかし、そんな幸せの時間も一つの轟音で消えた。
ドォォォォォン!!
ものすごい音と共に地面が揺れた。
ローナ「!?な、何の音…?」
マルク「怖いよぉ……お母さん……」
マルクは泣き出してしまった。
すごい音からしばらくしたら悲鳴が聞こえてきた。
「きゃぁぁぁぁぁ!!」
「来るなぁぁぁぁぁ!!」
「巨人が入ってきたぞぉぉぉぉぉ!!」
巨人が入った……?
嘘でしょ……?
ローナ「A!!マルク!!ここから逃げるよ!!」
放心状態の二人を抱えて母は家を飛び出した。
A「ひっ!!」
後ろを見ると、かなり近くに巨人が歩いていた。
ローナ「A!!マルク!!自分の足で走って!!」
母の言葉に正気に戻され、私とマルクは走り出した。
巨人の足音が段々近づいてくる。
しばらく走っていたら、マルクが転んだ。
マルク「うわっ!!」
助けに行こうとした時、すぐ後ろに巨人がいるのに気づかなかった。
マルクは巨人に持ち上げられた。
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翠欄姫 - 夏海? (2013年9月17日 16時) (レス) id: 54a493a22b (このIDを非表示/違反報告)
翠欄姫 - 夏海~? (2013年9月15日 23時) (レス) id: 54a493a22b (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 蒼黒姫さん» うんwwwよろしくwww (2013年9月14日 8時) (携帯から) (レス) id: ca01a1681d (このIDを非表示/違反報告)
蒼黒姫 - 夏海さん» 分かったよwwそれまで待ってるーーー!!!! (2013年9月14日 8時) (レス) id: 54a493a22b (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 蒼黒姫さん» ごめん(;>_<;)今日まで文化祭だからまだムリだ………。その後も明日は片付けあるからできないし………。できるの明後日くらいかなぁ?明後日も出来るか分かんないけど………。 (2013年9月14日 7時) (携帯から) (レス) id: ca01a1681d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏海 | 作成日時:2013年8月29日 1時