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俺はいつも通りに起床し、ベットから蘭と竜胆が起きないように抜け出す
ダイニングで食パンを焼いて、スクランブルエッグなどちょっとした物も作る
作り終わると、蘭が自分で起きてやってくる
「おはよう、姉ちゃん」
そう言って、俺に抱き着いてくる蘭はこの上なく可愛い!!!!!
「蘭、朝ごはん運んどいて」
そういうと、うなずいて準備をしてくれる
俺は竜胆を起こしに寝室へと進む
「竜胆、、、、、、、竜胆、、、、、竜胆、、、、、」
「んぅ、、、、、ねえちゃん、おはよお」
何回か声をかけると起きた竜胆は眠気眼のまま俺におはようを言う
そして、いつものように腕を広げて待っている
俺は微笑みながら、竜胆を抱っこして蘭の元へ行くといった通りに朝ごはんを運んでいてくれる
「ありがとう、蘭」
そう言って蘭の頭をなでると、蘭は昨夜とは違い嬉しそうにする
蘭はお兄ちゃんだから、竜胆がいるところでは甘えないがいないとき、見ていないときはすこぶる甘えてくる
「よし、ご飯食べよっか」
そうして、俺は竜胆を席におろして自分の席に着く
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朝ごはんを食べ終えると、俺はすぐに着替える
制服の袖に腕を通して、スカートをはいて髪を整える
簡単に準備を済ませて、必要なものをカバンにしまうと次に蘭と竜胆の準備をする
蘭は服を出せば、着て準備をしてくれるが
朝は赤ちゃん返りする竜胆は準備を手伝わなくてはならない
正直言って可愛いので、物凄く楽しい
「竜胆、服着替えるよ」
そう声をかけると、やってきてパジャマを脱ぐ
ひっかからないように準備してスムーズに着替える
「よし、顔洗ってきな」
そういうと蘭と一緒に顔を洗いに行く
俺はそのすきに蘭と竜胆に忘れ物はないか確認をする
あまり真面目に授業に参加しない二人は生憎物凄くスッカスカだが、まあ学校に行ってくれるだけありがたい
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皆の準備が済み、荷物をしょって
「「「行ってきます」」」
そう言って、エントランスへと向かう
エントランスへ行くと俺は右に蘭と竜胆は左へと足を進める
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作者名:月夜 | 作成日時:2022年5月1日 0時