僕は 12 ページ14
A「これが雷門サッカー部か…がっかりだ。」
試合は
稲葉くんが
1回シュートを入れて終わった。
ゴールを守ろうとした
サッカー部の人達も
ボールに弾き飛ばされて
ゴールキーパーも
シュートを止める事ができず
もう
みんなボロボロ状態。
稲葉「つまらない試合だったなー。」
A「話にならない、もう帰ろう。」
これで拓人も分かったはずだ。
格の違いを。
僕の方が
強いという事を。
目的は果たせた。
聖帝のところに戻るとしよう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿その時。
天馬「待てよ…A……。」
A「………！！」
松風くんの声に反応して
思わず振り返る。
松風くんは
もうボロボロなのに
必死に立ち上がった。
天馬「復讐の為にサッカーを利用するなんて…
サッカーが怒ってるよ！！」
A「…っ……！！」
天馬「俺…Aが優しい子だって知ってる。
こんな事して、何の意味があるんだよ……！！」
A「それは…僕を苦しめた拓人に
復讐する為だ……！！」
天馬「俺は、どうしてAがキャプテンを
恨んでいるのか知らないけど…でも
サッカーを復讐の為なんかに使っちゃ
ダメなんだよ……！！」
A「…っ……みんな、行くぞ。」
僕は
グラウンドを出て
聖帝のところへ向かった。
僕は
逃げたんだ。
きっと僕は
松風くん達に嫌われた。
“サッカーが怒ってる”
松風くんは
そう言っていたな。
どうして
こんなにも苦しいのだろう？
稲葉「A、泣いてるのか？」
A「……え？」
稲葉くんに言われて
気付くと
私の頬には
涙が伝っていた。
どうして涙なんか……。
あぁ
きっと僕は
誰かに嫌われるのが
怖いんだ。
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2020年7月10日 23時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉野未有(プロフ) - 織姫さん» 今更ながら返信失礼致します。お返事が遅れて申し訳ございません！今現在全ての小説を更新停止状態にしてしまっておりますが、色々と落ち着き次第きちんと更新いたしますので、お待ち頂ければ嬉しいです！ (2018年1月6日 23時) (レス) id: 9951196082 (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - 続き書いてくれると嬉しいです。 更新頑張ってください!! 応援しています(^^) (2016年11月8日 19時) (レス) id: c59eed3870 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉野未有(プロフ) - 晴野 風歌さん» ありがとうございます！頑張ります*\(^o^)/* (2015年4月4日 14時) (レス) id: d473bcefb2 (このIDを非表示/違反報告)
晴野 風歌(プロフ) - 更新頑張ってください！続き楽しみにしています！ (2015年4月4日 0時) (レス) id: ea540936f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐倉野未有 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/garikuson/
作成日時：2013年12月15日 3時
