滲んだ空色．Ryuto.S (ページ3)

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№3 ページ3

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『…なんか、違うね』

写真なんてどう撮っても変わらないだろ

と、思っていたが、確かに躍動感もあるし、すごいな…

「ね？Aさんキレイだし、絵になるから」

『…なに、怖いんだけど

ってか、歩きカメラやめな。

もう…、いつもそんなこと言わないくせに』

「たまたま思ったから言ってるだけ～」

『たまたまっていうか、いつも思っててよ』

「言ったら照れるのに？」

『いつも言ってないからですー

てか、照れてないです～』

「はいはい」

『絶対分かってない！』

「分かってるから(笑)」

『ねえ、笑ってんじゃん！』

「笑ってな…

あ！！」

え、なに？

前を向くと、そこには定食屋さんがあった

『え！？

いつの間にかついてた！！奇跡じゃん！！』

「入ろ、入ろ」

『ん～お腹空いた！！』

入ってみたところ、古き良き感じの定食屋。

本当に、足を休めれるだけでもありがたい！

私たちは、カウンター席に座った

店員「いらっしゃいませー

こんなとこに、来るなんて珍しいですね？

大体顔見知りの人しか来ないのに」

『今、私たち色んな所を旅してるんです。』

「あの、おススメとかって…？」

店員「ん～…あ、ここ豚骨ラーメンがすっごい美味しいんです！」

『あ、じゃあ豚骨ラーメン一つ』

「…じゃあ、豚骨ラーメンもう一つお願いします」

店員「はいっ

ラーメン二丁入りましたー！」

『ちょっとお手洗い行ってくる』

「はいはい」

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