６話目。 ページ8
『な、なん、で、』
「ビックリさせちゃった？」
てへ、と可愛らしく笑い、だいじょーぶ？、と心配してくれる彼。
まだ、赤城さんとは断定された訳じゃないし、幻かもしれない。
『だいじょーぶ、じゃ、ない』
震える声で返答する。
「んもー！しっかりしてよ！最愛の彼が目の前にいるんだから！」
私の首が疲れないようにか、よっと、といい、下に降りてきてくれた。
そんな気遣いもまた、キュンとするポイントだった。
『ほ、ほんもの？』
「本物だよー！！赤城智也！！俺だよ！」
無邪気に笑うその姿に、トクン、と胸が高鳴る音がしたのが分かる。
『なんで、死んだんじゃ、』
「確かに死んだよ。」
寂しそうなその声色に、あぁ、現実なんだ、と打ちのめされた。
嘘でもいいから生きてる、って答えて欲しかった。
『じゃあ、なんでここに、？』
「んー･･････俺もよく分からないんだ。何でここにいるのか。」
『わか、らない？』
「うん！」
元気に返事をする･･････赤城さん。
『じゃあ、なんで私のこと、』
「んー。それも分かんない。」
『なら、なんで
「ねぇ。」
いきなり冷たくなった声に肩を震わす。
「その話してどーなるの？」
「俺のこと知ってどーするの？」
「家族や友達に知ってもらって同情してもらう？」
「それとも嘘だと思って信じない？」
『ちが、ただ、私は赤城さんのこと、知りたいだけ
「知って、どーなるの？」
一気に冷めた空気に身震いをする。
「同情なんていらない。」
寂しそうに目を伏せる赤城さん。
『ごめん、なさい』
「俺も言いすぎた。まぁ、そのお礼といってはなんだけどさ、」
「Aちゃんの家に住まわせてくれない？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ギャグ路線には行かないのでご安心を。
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るな(プロフ) - まっきー▽さん» まっきー！！コメありがとうございます(；；)勉強頑張る！応援ありがと〜！ (2017年5月11日 18時) (
レス) id: 8ffa61340d (このIDを非表示/違反報告)
まっきー▽ - 面白いです！ 中学生になって大変だと思うけど頑張って下さい(*・∞・*) 勉強頑張ってね♪ (2017年5月11日 18時) (レス) id: 052b04c0bf (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - tyokoさん» ひゃー！ありがとうございます！！そうですかね！？私的に話が噛み合ってない気がしてひやひやしてます…！応援ありがとうございます！！ (2017年4月22日 18時) (レス) id: 8ffa61340d (このIDを非表示/違反報告)
tyoko - 大量更新…！嬉しい限りです！1ヶ月くらい更新していないのに文才がそのままなんて…すごいです！中学生になって忙しいとは思いますが更新頑張ってください！ (2017年4月22日 18時) (レス) id: 4dc1a0001a (このIDを非表示/違反報告)
☆= - 頑張って下さい！応援してますね (2017年2月22日 9時) (レス) id: f9e8a72a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るな | 作成日時：2017年2月11日 18時
