３話目。 ページ4
胡薫「はぁ!?それ、まじで言ってる!?」
『まじのまじ、本当の大マジです……』
カラン、と汗ばんだグラスが音を立てる。
胡薫「いきなり呼び出して何事かと思ったら……」
真正面にいる友達の胡薫は、口を大きく開けて、ポカーンとしている。
『あのね、私、本気なの。』
胡薫「本気、ねぇ……」
ふぅーん、とまじまじと私を見つめる。
な、なに?と聞くと、
胡薫「なーんか、変わったねぇ〜A。」
『そう?』
うん、と深く、ゆっくり頷く胡薫。
胡薫「なんか堂々としてるよ。今のAの方が私は好きだな。」
グビッとジョッキに入ったビールを飲みほしている。
胡薫「私があーだこーだいう立場じゃないけどさ、Aの好きなようにしな。」
『胡薫……』
二カッと笑って私のほほをつねる。
『いひゃい』
胡薫「あははっ……」
一通り私をいじり終わると、
胡薫「んで?その人の名前は?」
『それがね、』
胡薫「うん?」
胡薫は私の言葉を待ってくれていた。
胡薫はどちらかというとサバサバした性格で、言いたいことをはっきり言う。
良く言えば正直者、悪く言えば……空気が読めない。
その性格のおかげで突き落とされたり、救われたりした。
『知らないの』
胡薫「は?」
『その人の事、何にも知らないの……』
胡薫はたいして驚かなかった。
胡薫「ま、死んでるかもしれないだもん。しょうがないよ」
ほら、また救われちゃった。
胡薫「でもね、A。」
胡薫「その人の、そして自分の運命を変えるのは、
自分自身だよ。」
胡薫の一言一言が
胸に突き刺さって離れなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
久しぶりの更新!!!
お話を忘れちゃっている方が沢山いると思いますが、
見直してやってください……!!
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るな(プロフ) - まっきー▽さん» まっきー！！コメありがとうございます(；；)勉強頑張る！応援ありがと〜！ (2017年5月11日 18時) (
レス) id: 8ffa61340d (このIDを非表示/違反報告)
まっきー▽ - 面白いです！ 中学生になって大変だと思うけど頑張って下さい(*・∞・*) 勉強頑張ってね♪ (2017年5月11日 18時) (レス) id: 052b04c0bf (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - tyokoさん» ひゃー！ありがとうございます！！そうですかね！？私的に話が噛み合ってない気がしてひやひやしてます…！応援ありがとうございます！！ (2017年4月22日 18時) (レス) id: 8ffa61340d (このIDを非表示/違反報告)
tyoko - 大量更新…！嬉しい限りです！1ヶ月くらい更新していないのに文才がそのままなんて…すごいです！中学生になって忙しいとは思いますが更新頑張ってください！ (2017年4月22日 18時) (レス) id: 4dc1a0001a (このIDを非表示/違反報告)
☆= - 頑張って下さい！応援してますね (2017年2月22日 9時) (レス) id: f9e8a72a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るな | 作成日時：2017年2月11日 18時
