お爺ちゃんじゃない【２】

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YG side




また、やっちまった。








YG「･････････はぁ」









ベッドに横になってひとり反省会を開く。
Aが帰ってから親睦会は直ぐにお開きになって宿舎に戻ってきた。








どうしていつもちっちゃな独占欲出して、それなのに言葉足らずなんだ。作詞をするときはいつも曲を聴く相手に届くように考えているのに。全然、Aには届いてない。








次会ったらまた距離を取られてしまうんだろうか。そうだとしたら、怖い。けどそれが俺たちの正しい距離なのか？








Aは答えのない問題みたいにずっと心にいる。
それでも俺が一生をかけて解きたい問題。
目を閉じるだけで直ぐにAとの思い出が溢れる。
そうしているとノックが聞こえて返事をするとテヒョンとジミンが入ってきた。









YG「珍しいな。何かあったか？」


JM「ヒョン、もしかして僕たち余計なことしちゃいました？」


TH「良かれと思って誘ったんだけど･･･」


YG「ん？」


JM「僕たちはヒョンに幸せになって欲しくて･･･」


TH「けどAさんが帰ってからヒョン、元気ないから心配なんだ」


JM「もしかしてAさんと喧嘩しちゃいました？」


TH「ヒョン、ごめんなさい･･･」







何故か俺よりも辛そうな表情を見せる2人。
優しい2人に心がさっきよりも軽くなる。




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